この画像を大きなサイズで見るphoto by iStock 植物がコミュニケーションを行っているという証拠は増えつつある。植物は学習することもできるという報告結果も相次いで報告されており、もしこれが正しければ、植物は情報を蓄え、伝え合うこともできるということになる。 最近では植物、特に木々には知能や記憶、さらには感情があるのではないかと考える科学者が増えているという。 まさか!と思うかもしれない。だが、木々が互いに話し合い、苦痛を感じ、助け合い、仲間の世話をし、コミュニティまで形成することを知れば、植物に知性や感情がないと断言するほうが難しくなる。 子供のころから自然を愛し、1980年代にドイツ林業委員会の職員となったペーター・ヴォールレーベン氏は、森を管理しながらトウヒ、ブナ、オーク、マツなど、毎日数百もの木々を見つづけているが、当初は木々の隠された暮らしぶりについてほとんど何も知らなか