“サッカーの聖地”無残 Jヴィレッジ報道陣に公開 舗装されて駐車場に姿を変えたグラウンド。右手は雑草の生い茂るグラウンドでヘリポートとして使われている=11日午後2時20 原発作業を終えてJヴィレッジに戻り、防護服や手袋を捨てる作業員=11日午後2時50分 原発から戻った車の放射線量を測る従事者。防護服とマスクを身に着けて作業に当たる。1日平均300台をさばくという=11日午後1時50分 福島第1原発事故の復旧作業の拠点に当たるJヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)が11日、報道機関に公開された。復旧作業に従事する約3000人の作業員が作業前後に立ち寄り、被ばく検査などを受ける中継基地になっている。原発事故後、Jヴィレッジが公開されるのは初めて。報道機関の一員として取材に参加し、復旧を後方で支える活動を見た。(福島総局・伊藤寿行、写真部・門田勲) ホテル棟の前に巨大なテントが張られている。