ヨーロッパの権威あるコンクールの一つ、オーストリアの「ヨハネス・ブラームス国際コンクール」で、静岡県出身の安藤真野さん(28)がピアノ部門で優勝するなど、日本人が活躍を見せました。 22回目となることしは、ピアノ部門で静岡県浜松市出身の安藤真野さんが優勝し、13日の授賞式で演奏を披露しました。 現在、ドイツなどを中心に活動している安藤さんは2人の日本人と共に決勝に進み、ブラームスやスクリャービンの曲を表現力豊かに演奏し、高い評価を受けました。NHKの取材に対して安藤さんは「最初は信じられませんでしたが、徐々に達成感とうれしさが沸いてきました。常に新しいことを取り入れながら、今後も精進してきたいです」と喜びを語っていました。 またバイオリン部門では、福岡県北九州市出身の中村太地さん(25)が3位に入りました。 このコンクールは、ヨーロッパの権威あるコンクールの一つで、若手音楽家の登竜門として