空間除菌などをうたう大幸薬品(本社・大阪市)の商品「クレべリン」をピアノのそばに置いたら、ピアノの弦がさびた――。コロナ禍の中で、ツイッター上でこんな情報が拡散している。 クレべリン設置と「さび」には関係があるのか、大幸薬品に詳しく話を聞いた。 「実験」の様子を報告する人も ピアノの弦のさび付きについては、あるツイッターユーザーが2021年2月23日に投稿して注目を集めた。 このユーザーは、コロナ禍で宣伝を強める「空間除菌」グッズは本当に効果があるのか、と疑問視するネットニュースの記事を紹介した後、ピアノ調律師がクレべリンに注意を呼びかける3年前のブログを取り上げ、もう1つの参考として挙げた。 そのブログでは、グランドピアノを1年ぶりに調律すると、譜面台の下にある高音の一部の弦だけが異常にさびていたと、写真付きで報告した。客からクレべリンを譜面台の上に置いたと伝えられ、成分の二酸化塩素が隙
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