2010年06月20日04:30 カテゴリ書評/画評/品評Culture 文明と文化の交差点 - 書評 - 食べる人類誌 早川書房三村様より献本。 食べる人類誌 Felipe Fernandez-Armesto / 小田切勝子 [原著:Near a Thousand Tables: A History of Food] これは、美味い! これほど知的満腹感が得られるのと同時に、知的食欲を刺激する書物は滅多にない。自身を持ってお勧めできる。「完食できなければ返金」レベル。 本書「食べる人類誌は、文明の基礎であると同時に文化の基本である食の歴史を、文明文化双方にわたってあのミレニアムの著者がまとめたもの。今回の文庫化で半額以下買えるようになり、1/4以下のスペースで収納できるようになったことがよろこばしい。 目次 はじめに 第1章 調理の発明――第一の革命 第2章 食べることの意味――儀式と魔
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