豪ウエスタンオーストラリア州沖で隊列を組む豪コリンズ級潜水艦3隻(2015年3月22日撮影)。(c)AFP/ROYAL AUSTRALIAN NAVY 【9月18日 AFP】オーストラリアのケビン・アンドリュース(Kevin Andrews)国防相は17日の議会で、同国の次世代潜水艦を国内で建造する可能性に言及し、トニー・アボット(Tony Abbott)前首相が支持していたとされる日本から完成品を調達する案を後退させた。 オーストラリアは、ディーゼルと電力で駆動する現行のコリンズ(Collins)級潜水艦を代替するため、同国としては過去最大規模の500億豪ドル(約4兆3000億円)相当の次世代潜水艦開発計画を進めており、フランスとドイツ、日本が受注をめぐり競っている。 今月14日の党内政変でマルコム・ターンブル(Malcolm Turnbull)現首相に敗れ、首相を辞任したアボット前首相