オーブンレンジを週に1回以上利用する25~54歳の女性を対象に大手食品メーカー商品の広告を配信した結果、単純に年齢だけで区切った場合と比較してクリック率(CTR)が1.35倍に上昇した――。これはある大手食品メーカーによるマーケティングの成果だ。「レンジで温めるだけで本格料理が作れる」を売りにした商品についての施策で、ネットにつながる家電「IoT家電」のデータを用いたデジタル広告配信により効果
デジタル広告プラットフォームの巨人グーグルが、脱クッキーに向けた活動をついに本格化し始めた。21年1月25日、プライバシーなどを担当するグループプロダクトマネジャーのチェトナ・ビンドラ氏が自社ブログで、「FLoC(フェデレーテッド・ラーニング・オブ・コホート)」と呼ばれる代替技術について、シミュレーション環境で明らかになった実用性などを解説した。 FLoCは「プライバシーサンドボックス」と呼ばれる、消費者のプライバシーに配慮したグーグルの新たな広告プラットフォーム開発の提案仕様の1つ。「サード・パーティー・クッキーは広範囲に使われているが、プライバシーの保護を考慮したときに特定の制限をかけるのが技術的に難しい。デジタル広告の発展のためには、プライバシーに配慮した新たな仕組みが必要と考えた」とビンドラ氏は開発背景を説明する。 FLoCはAI(人工知能)を用いた機械学習で利用者のインターネット
アドテクノロジー事業などを展開するログリーはこのほど、Cookieに依存しない広告配信ロジック「インテントキーワードターゲティング」を開発し、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」に搭載したと発表した。文章を解析して関連する広告を表示する手法で、自然な流入が促せるとしている。 コンテンツの文脈から特徴的なキーワードを抽出し、キーワード単位でコンテキストターゲティングできるロジック。例えば、海外旅行に関する記事から、「海外」「旅行」のワードを抽出し、関連する広告を表示する。広告の配信先はあらかじめキーワード指定できる。 ターゲティング広告を配信する際は一般的に、サードパーティCookieが使われてきたが、ユーザーが気づかないうちに行動履歴を集めてしまうなどのプライバシー問題が指摘され、ここ数年、規制の動きが強まっている。 ログリーは「今後もユーザーのプライバシー保護を考慮した
ご無沙汰しております。11月6日に、CNAMEレコードを使って付与された1st-party cookieの規制機能を搭載したiOS14.2がリリースされましたので、その内容をまとめます。いつものことですがマーケティングよりブラウザの細かい話です。正式発表前なので誤りの可能性がありますがご了承またはご指摘ください。 規制の仕組みまず規制されるのは、AppleのWebKitエンジニアJohn Wilanderさん(ITPの発明家)が「Third-party CNAME cloaking」として定義するものです。 Third-party CNAME cloaking means a first-party subdomain resolves to a third-party domain which does not match the resolution for the top frame
【コラム】正しく退化していくデータ分析のススメ アナリティクスアソシエーション 大内 範行 発信元:メールマガジン2020年3月11日号より 欧州や米国のデジタルマーケターの間では「The Death of Cookie(クッキーの死)」という言葉が日常的に使われています。この言葉が強烈なので、お互いに「Cookieの次」のデータ分析のあり方について議論も活発な印象です。 日本では似た強い言葉がないので、まだ危機感は薄い印象ですが、とはいえ次の分析がどうあるべきか、日本でも議論を深めていく時期に来ていると考えています。 私個人が取り組み始めている一つの方向は、CRMや注文データなどウェブ以外の顧客分析を「主」にして、モバイルやウェブの行動データは「補足」とするやり方です。 今まではWebアナリストの顔で活動をしてましたから、Googleアナリティクスのデータからセグメントを切ってユーザー像
Intro Cookie は、ブラウザに一度保存すれば、次からその値を自動的に送ってくるという、非常に都合の良い仕様から始まった。 State Less が基本だった Web にセッションの概念をもたらし、今ではこれが無ければ実現できないユースケースの方が多い。 冷静に考えればふざけてるとして思えないヘッダ名からもわかるように、当初はこのヘッダがこんなに重宝され、 Web のあり方を変えるかもしれないくらい重要な議論を巻き起こすことになるとは、最初の実装者も思ってなかっただろう。 そんな Cookie が今どう使われ、 3rd Party Cookie (3rdPC) の何が問題になっているのかを踏まえ、これからどうなっていくのかについて考える。 Cookie のユースケース Web にある API の中でも Cookie はいくつかの点で特異な挙動をする 一度保存すれば、次から自動で送る
.app 1 .dev 1 #11WeeksOfAndroid 13 #11WeeksOfAndroid Android TV 1 #Android11 3 #DevFest16 1 #DevFest17 1 #DevFest18 1 #DevFest19 1 #DevFest20 1 #DevFest21 1 #DevFest22 1 #DevFest23 1 #hack4jp 3 11 weeks of Android 2 A MESSAGE FROM OUR CEO 1 A/B Testing 1 A4A 4 Accelerator 6 Accessibility 1 accuracy 1 Actions on Google 16 Activation Atlas 1 address validation API 1 Addy Osmani 1 ADK 2 AdMob 32 Ads
ネット広告産業に変調の兆しが表れている。「クッキー」と呼ばれる閲覧履歴データを巡り、広告主企業の間で利用を見直す動きが広がっているためだ。クッキーは個人の趣味や嗜好を絞り込むターゲティング(狙う)広告に使われ、同広告の世界市場は2019年に初めて10兆円を超えたもよう。だが各国当局も規制に動いており、個人データ活用の巧拙やルール対応は企業のデジタル化競争に影響を及ぼしそうだ。キリンホールディングス
公正取引委員会がCookieの利用を規制する方向で検討に入ったと、朝日新聞が10月29日付で報道し、Twitter上で話題になっている。公取委は、利用者の行動追跡に利用できるCookieが個人情報などに当たるとして、取得時に利用目的の明示などを求める考え。一方、経団連は「経済の発展を阻害する」として規制案に反対している。 【修正履歴:2019年10月29日午後7時57分 記事の記述を一部修正しました】 【修正履歴:2019年10月29日午後10時35分 記事の記述を一部修正しました】 Cookieは、Webページを閲覧したときのデータを一時保管する仕組み。Cookieの情報だけでは個人を特定できないため、個人情報保護法の対象ではないが、他の情報と組み合わせれば特定できる場合もある。 公取委は8月、消費者保護を目的としてデジタルプラットフォームを運営するIT企業と消費者間の個人情報取引につい
News 2002年7月10日 06:57 PM 更新 文化庁、「ディープリンクを拒否するつもりはない」 文化庁Webサイトの「ディープリンク拒否」が波紋を呼んでいるが、拒否している理由はなんと…… Cookieの設定をオフにして文化庁のWebサイトにアクセスしてみる。または、文化庁のトップページ以外のページをブックマークしてアクセスしてみる。どちらにしても、次のようなページが表示される。ディープリンクを拒否しているようだ。 Cookieを拒否するとこのページに飛ばされる。しばらくすると自動的にトップページにジャンプする 先日、デンマークの裁判所はディープリンクは違法だとする判決を下した(7月9日の記事参照が、「情報の自由な流通が阻害される」としてディープリンク禁止には異を唱える人も少なくない。文化庁の場合は公的機関ということもあって、一部掲示板などでは、「Cookieで特定のユーザーをは
自社サイトの流入経路が2年前と大きく変わってきました。 以前は検索流入が大半を占ていたが、facebookのようなソーシャルメディア、Smartnews、Antennaといったキュレーションメディア、naverまとめやヤフーさんなどからの外部リンク=参照流入と呼ばれる種別の流入が増えてきている現状があります。 消費者とのコンタクトポイントが拡大していることは喜ばしいこと、と好意的に捉えています。 実際、コンテンツを展開するのであれば、自社に来てもらうのを待つのではなく、 積極的に外海に出て行って、接点を構築していくことが必要な時代になったのだと思っています。 SEOだけでコンテンツのtrafficは成り立たなくなってきていることは、周知の事実だと思います。(SEOを疎かにしていいわけではなく両輪必要っていう話ですが) ただ、一方でそういった流入は、あくまでも各社のアプリの中でのアプリ内vi
ウェブサイトを閲覧するにはInternet ExplorerやGoogle Chrome、Firefox、Safariなどのウェブブラウザを使用する必要があり、これらのウェブブラウザにはプライバシー情報を保護するためにブラウジング時の履歴やCookie(クッキー)、一時ファイルなどを残さないプライバシーモードが存在します。しかし、プライバシーモードを使用してもこれらの機能を無視してユーザーの行動をトラッキングしてしまう「スーパークッキー」という手法が新たに生み出されました。 Browsing in privacy mode? Super Cookies can track you anyway | Ars Technica http://arstechnica.com/security/2015/01/browsing-in-privacy-mode-super-cookies-can-t
[対象: 上級] JavaScriptやCSSなどの外部リソースを取得してレンダリングする機能がFetch as Googleに追加されました。 この記事では、レンダリングを実行するGooglebotの動きに関する2つの事象を紹介します。 AjaxのURLを取得できない Cookieを受け入れる AjaxのURLを取得できない Googleの推奨仕様に従った、“#!”を用いたAjaxのURLを新しいFetch as Googleでは取得できなくなってしまいました。 以前は取得可能でした。 現在は、元からある「取得」と新しい「レンダリングして取得」の両方ともが不可能です。 しかしGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)がこのことをAaron Bradley(アーロン・ブラッドレー)氏によるGoogle+の投稿で知り、次のようにコメントしています。 修正してサポートしなけれ
公式な仕様は無さそう。ソースを読むのは厳しい。整形しただけでは全然読めなかった。 クッキー 4種類 現行バージョンの ga.js が使用するクッキーは、主に4つ。 __utma ユーザを識別。2年有効。 __utmb 今回のセッションを識別。30分有効。 __utmz どこから来たか。リファラ。6ヶ月有効。 __utmv カスタム変数。2年有効。 __utma, __utmb, __utmz は、ga.js が実行されたときに、無かったら作られる。 __utmv は、_setCustomVar() で作られる。 有効期間は、最後に更新した時点からカウントする。4つとも、GAにデータが送られる度に更新される。 たとえば __utma なら、ユーザが2年間サイトに来なかったら消える。2年以内に再度アクセスすると、そこからまた2年の有効期間が与えられる。 他に、 __utmc 古いバージョンであ
EUはCookie Lawにより明示的なオプトインが必要になりましたが、USではオプトアウトの「Do Not Track」が支持を集めつつあります。Googleを中心に広告業界による華麗なスルーがしばらく続いていましたが、オバマ政権が2012年2月に「Privacy Bill of Rights」を議会に提出したことで、業界が動き出しました。最近の動きとしては 2012-02-23GoogleがChromeにDo Not Trackの機能を実装することを発表(Firefox、IE、Mac OS 10.7 Lion上のSafariは既に対応済み)- WSJ記事 2012-04-02Yahoo! Web Analyticsが夏にはDo Not Trackをサポートすると表明 (その後、6/12にYWAのサービス自体を8月いっぱいで終了すると発表) 2012-05-12TwitterがDo No
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