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2006年5月5日のブックマーク (4件)

  • こどもの日と若武者、そして共謀罪

    すがすがしい5月の空が広がっているが、鯉のぼりの数はめっきり減った。東京の過密地域ゆえだと言えばそれまでだが、柏を頬張りながら「こどもの日」にちなんで一筆啓上することにしたい。私が生まれた1955年は、第二次世界大戦の敗戦から10年、サンフランシスコ講和条約が結ばれた年である。自民党と社会党が睨み合う「55年体制」もこの年にスタートする。 当時、分裂状態にあった右派・左派社会党は日社会党に統一された。保守勢力も日民主党と自由党が統一し、自由民主党がつくられ保守合同がはかられた。戦後政治の構図は、自民党が「改憲」をめざしても、3分の1の議席を野党である社会党などが占めてきたことで実現しなかった。ところが1993年に、自民党の分裂によって宮沢内閣不信任案が可決され、「小選挙区比例代表並立制受け入れ」を決めて細川連立内閣に参加してから転落の道が始まる。1996年、ついに社会党から社民党に党

  • 切込隊長BLOG(ブログ) - 公正取引委員会委員長が頑張ってる件

    ようやく時間ができたんでネットを巡回してたところ、このような記事が。 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/shinbun/news/20060425ddm012040140000c.html http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20060430/1146395183 「大手四紙のなかで最初に倒れかねない」とよく俎上に上げられる毎日新聞が竹島さんにインタビューというか断末魔のような申し立てを繰り広げています。広告出稿の面では完全に逆ザヤになって、お荷物というには悲惨な事態となってる新聞業界が最後の砦としている特殊指定制度について、当の新聞調査ではこのような結果が。 http://72.14.203.104/search?q=cache:DXMMazkjECEJ:www.mainichi-msn.co.jp/t

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: 永遠の少数派として■本棚「『生きる』という権利―麻原彰晃主任弁護人の手記」

    裁判員制度では無作為に選ばれた6人の市民が有罪か無罪か、有罪なら刑期はどれくらいか、を裁判官とともに評議する。  死刑が争われる事件を主題に、徹底して情状酌量を求める弁護を見たグループAと、厳密な事実追求を行った弁護を見たグループBがあるとする。結果はどうか。  グループAは死刑1人と無期懲役5人。対してグループBは、6人が全員が無期懲役だった。 3月にあった日弁連の研修会の一コマである。この研修は“模擬裁判”と、まるで学芸会のような印象づけを企図したような言葉で報じられていた。  “ドタキャン”理由として。 デリケートなテーマなので最初に断っておく。被害者に対しては何の意図はない。報復感情は人間として当然だ。心情的には死刑には反対でも、こういう事件を聞くたび、やむ得まいとも思う。同時に、当事者でない者が「被害者の気持ちを考えろ」というのは乱暴だ。 むしろ、不完全でファナティックで愚かなマ

  • おいおい毎日サンよ!チョット酷いやり方なんじゃない?

    新聞特殊指定の議論(議論といってもブログ上でしか盛り上がっていませんが…)もちょっと鎮静気味だったのですが、毎日新聞のインタビュー・新聞「特殊指定」を考えるや1日の社説で、また「新聞はけしからん!だから特殊指定は外せ!」という流れになってしまいました。 何度も言っているのですが、新聞の特殊指定は存続してもらいたい。でもそのためには、もっと読者から理解を得るように「暗」の部分を正して行かなければならないー。情報の寡占化を防ぐためには、多様な言論機関が必要なのは言うまでもありませんが、新聞全体が今回の特殊指定に関して言えば「情報を寡占状態」にしているとしか受け取られません。 今回の毎日新聞の社説を読む限りでは、公正取引委員会の竹島委員長を「よほどの権力者」という印象を抱かせる内容でしたが、公人とはいえ、あまりにも個人攻撃の色あいが強いと違和感を覚えます。 新聞協会(協会長は毎日新聞社の北村社長

    おいおい毎日サンよ!チョット酷いやり方なんじゃない?