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ブックマーク / t2.txt-nifty.com (63)

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [blog]ブログにはてブのコメントを表示する

    コントロールパネル→ファイル で、 http://blog.masuidrive.jp/wp-content/uploads/2008/04/hatena-bookmark-anywhere-0-1.js をアップロード。 ファイルパスは、例えばここでは http://t2.txt-nifty.com/hatena-bookmark-anywhere-0-1.js あとはデフォルトのまま、HTMLの編集でそのままコピペ ↓テストしてみたらうまく表示できた。今度は大丈夫かな~。 でも、これを表示させても、はてブがつかないと悲しいわな。

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    t2-news 2008/04/19
    とりあえず、セルクマ 追記↑こちらこそ、利用させていただきありがとうございます
  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [児童ポルノ][ネット規制]本当に助けが必要な子どもは放置されているっぽい件について

    サイバー空間にうごめく変質者ばかりにスポットライトを当てることで、メディ アはきわめて重大な事実と、そうした事実が提起する不快な問題を手際良く回避してしまう。(「アメリカは恐怖に踊る」p85「ニュースが映す不思議な世界-ほら話と水増し統計」) さて、そのきわめて重大な事実、の一つについて雑誌「選択」4月号にレポートがあった。 見出しを拾うと。  野放しの「父娘レイプ」 問題化しないのはなぜか    誰も助けてくれない少女らの日々    明らかにすれば「家庭崩壊に」    児童相談所の統計は「氷山の一角」    これでも児童福祉といえるのか 記事はこう締めくくられている。 (父娘間の性的虐待は)露見しにくいし、処遇する受け皿もない。いっそパンドラの箱は開けぬままにしておいた方がよい。社会全体に広がる事なかれ主義の陰で、罪なき少女たちが、昼となく夜となく、畜生にももとる親たちの毒牙にかかってい

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [児童ポルノ]アップルパイ・イシューと対抗勢力としてのblog言論

    大仰なタイトルになってしまった。 「テロの恐怖・危険」と同様、特に「子どもの安全、安心」というテーマはapple pie issue=誰にも拒否できない話題=として、いつも恐怖を煽る材料に使われるようだ。 <サイバーポルノのエピソードは、どれほどいいかげんな研究でもパニックを起こせるという事実を示している。しかも困ったことに、パニックは研究の信頼性が否定された後にも生き続けてしまうのだ=「アメリカは恐怖に踊る」p113> 単純所持も罪に問う改定(改悪)児童ポルノ法案に関して、興味深い先行事例がアメリカにある。 1995年、米カーネギー・メロン大学の学部生だったマーティ・リム氏による“研究成果”が「タイム」誌に掲載された。 「オンライン・ポルノについて徹底的な研究」を行ったところ、「91万7410ものきわどい写真や、表現や、話題や、映像を発見」。また、「ユーズネット(ニュースグループのネット

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    t2-news 2008/04/03
    id:temtexさん。「アメリカは恐怖に踊る」のバリー・グラスナー教授は「~コロンバイン」にも出てますよ
  • 踊る新聞屋-。: [media]新聞社のweb事業はすべて、紙の補完でしかない(多分)

    idコールされたので(「w」の意味がワカランが…w)、ちょこっと考えた、というか整理しました。 はてなブックマーク - おれせん。 ≫ あらたにす批判を解釈してみる。 2年前、フラットなweb空間がいわゆる「新聞社の編集権を解体する」というようなことを書きました。2006年1月 2日 (月)「はてブ」が新聞社サイトを殺す可能性 「新s」は、逆にweb上で新聞による編集権の復活を目指しているように見えます。「読みくらべ」は、編集がないと出来ないし。 何年も前から言われているように、デジタル化の特徴の一つは、コンテンツのばら売りです。 音楽アーチストは、CDアルバム総体を作品として発表しているのだろうけど、少なくないユーザーはもはや(少なくとも自分は)iTunesで気に入った曲を個別に購入してます。  新聞も同じです。紙では、個別の記事が集まり総体のパッケージ商品となりますが、webに舞台を移

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    t2-news 2008/02/06
    id:FTTHさん、中の人は了解してました^^; 照れ隠しも了解。勝利条件の定義が難しいので「成功」としましたけど、これも難しいですね。それから、コンテンツホルダーもやっぱり強いすね
  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [これはひどい]いわゆる「禁煙ファシズム」極まれり

    タイトルは煽りです。12月はなにかと忙しいのだけど、脊髄反射してしまった。 <国民は生涯にわたって健康の増進に努めなければならない>なんて、余計なお世話な努力義務が科された健康増進法が成立したのは2002年。公共の場所での受動喫煙防止について努力規定が設けられたりして以後、喫煙者は一層、肩身の狭い思いをすることになりました。  もっとも、一部喫煙者のマナーが悪いのは事実なので、まぁそれはそれで悪いことではないと思っています。 受動喫煙はさておき、さて同法ができた時、「国家が国民の健康管理にまで介入する健康ファシズムだ」旨の指摘がありました。実際、個人の健康にまで介入した国家は歴史上ナチスドイツだけでして、自分もトンデモ法であるとは思いましたが、一般にはちょっと突飛な感もあり、この指摘はそれほど注目を浴びたわけではありませんでした。 しかし、やっぱり健康増進法と主務官庁の厚生労働省による、個

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    t2-news 2007/12/12
    脊髄反射で感情的破綻文章をあげたことを反省しています。タバコの問題は身近に被害を受けている方が多く、感情的軋轢は避けられないことを改めて実感した次第であります。また書こうっと
  • 踊る新聞屋―。: [司法]橋下徹弁護士への公開質問状・・・・の転載

    「そこまで言って委員会大会議室(公式BBS)」の「橋下弁護士が光市母子殺害事件弁護士から提訴」に、大阪で弁護士をしているという女性、HN「すちゅわーです」さんが橋下弁護士に対する公開質問状をアップされた・・・ということをモトケンさんのところで知った。 橋下弁護士の言動のどこかおかしいのか、要点がまとまっていて(それでも34点)非常に参考になる。  せっかくなので、ここでも転載させていただく。 以下、転載。 私は、橋下弁護士に対して、以下の点について教えて欲しいと思っています。 (1)橋下弁護士は、テレビでの問題発言において、弁護団の主張内容が非常識であることが、懲戒事由になる旨発言し、懲戒請求を扇動したように見えるのだが、それで間違いないか。違うというのなら、そのような印象を多くの視聴者が受けたことについてどう思うか。 (2)その後の記者会見で、弁護団の主張内容が1,2審から変更したことに

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    t2-news 2007/10/07
    id:oguoguさま。死刑廃止(安田弁護士など)へのシンパシーは否定しませんが、死刑制度と橋下弁護士の一連の発言は別ものです。橋下弁の一連の扇動は、ただでさえ不十分な司法制度をさらに悪化させるという危機感です
  • 踊る新聞屋―。: [映画][社会]マイケル・ムーア「SiCKO」(シッコ)をメモしつつ、構造改革とか自己責任とか相互扶助とか統治の方法論とか

    [映画][社会]マイケル・ムーア「SiCKO」(シッコ)をメモしつつ、構造改革とか自己責任とか相互扶助とか統治の方法論とか マイケル・ムーアさんが、アメリカの医療危機問題を取り上げた「SiCKO」(シッコ)を観てきた。http://sicko.gyao.jp/ ここで言う医療危機とは、官製報道でよく目にする財政問題とかなんとかではない。公的医療保険制度がなく「官から民へ」よろしく民間の医療保険会社が幅を利かせた結果、低所得層だけではなく中間層でも病気や怪我をすれば回復不能な後遺症を抱えるか、場合によっては命を落とすか、助かったとしてもあっと言う間に医療費破産していく、自己責任と自助努力とネオリベという美しい価値観にまみれた社会の医療問題なのです。 ※ネタバレありです。 アメリカの保険制度を「改革」したのはニクソン大統領。改革と規制緩和で医療技術は進歩し、すべての国民が高度な医療を受けられる

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [教育][政治][安倍晋三]文科省も安倍晋三首相斬りに動いたのかしら

    教育「再生」というのは、参院選に向けた安倍晋三首相の数少ない目玉であるはずだったし、「未来を担う子供たちに、道徳や規範意識を語るのは大人の責任だ」と安倍首相がいうだけあって、中でも道徳教育というのは譲れない一線であると思っておりました。 しかし。 安倍首相へのブーメランをもお構いなしに折口を引っ張り出して年金防衛戦に努める厚労省に続き、文科省まで安倍さんを見限ったのかしら。 再生会議の「道徳教科書」を事実上否定 中教審部会-話題!のニュース:イザ!  東京新聞中学の選択授業廃止へ 中教審部会長見通し語る 必修教科を優先社会(TOKYO Web) 梶田叡一部会長(兵庫教育大学長)は8日、次期学習指導要領について、(1)週5日制は堅持(2)道徳は正規教科とせず、教科書検定は行わない(3)国語や理数科目を重視する-などを柱とするとの見通しを語った。  梶田部会長は東京都内の講演で、秋には中間まと

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    t2-news 2007/06/11
    [教育][政治][安倍晋三]
  • 踊る新聞屋―。: [SBS]はてブを「Memeorandaum化」する

    はてなブックマークの衆愚化」が言われているらしいです。当かどうかは分からないけれども、ユーザー数が増加すればホットエントリは質的に希薄化されるという現象はあるだろうという気がします。 「Memeorandum」というSBSがあります。 http://www.memeorandum.com/  http://hotwired.goo.ne.jp/news/20051025202.html  http://d.hatena.ne.jp/kokepi/20051028/1130468282  http://akihitok.typepad.jp/blog/2005/10/memeorandum_57cb.html はてブを「Memeorandum」化できないか、考えた次第。 Memeorandumの肝は、収集するブログやニュースサイトを限定してソーシャル化する点にあるようです。 「はてブのM

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [水からの伝言][カルト]ビリーバーは二度引っかかる

    壺を売られる人ってリピーターが多いらしく、だからその手の名簿は高額で売買されるのだとか。あと、マルチ商法に引っかかる人なんかも。それはそれで、自業自得感が拭えないのだけど。 そっち方面では有名な逸話らしいのだけど、「メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学」で紹介されてて知った。議事録読んで、脱力する。 http://kokkai.ndl.go.jp/ [006/006] 151 - 参 - 文教科学委員会 - 3号 平成13年03月22日 ○松あきら君 あとは私が少し述べさせていただいて、もう自分の時間があと三分ぐらいなんですけれども、きょうは大臣と質疑ができなくて非常に残念でございます。私は、昨年秋にも質問をさせていただいたことの一つは、来年は文部科学省になりますから、次の大臣は文部科学大臣でございますと。つきましては、今、教育、非常に大事です。心の教育、問われております。  

  • 踊る新聞屋-。: [book][本][media][教育]「血が穢れている」覚えてます? 本棚■でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相

    [book][][media][教育]「血が穢れている」覚えてます? 棚■でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相 「アメリカ人の血が混じっているから血が穢れている」「お前は生きている 価値がない。早く死ね」といった暴言、「ミッキーマウス」と言っては体が浮きちぎれるほど耳を引っ張ったり、「ピノキオ」と言っては血が出るほど鼻をつまんで引っ張り回すような体罰。 2003年6月、朝日新聞が「曾祖父は米国人 教諭、直後からいじめ」と取り上げ火がついた福岡市小学校での「殺人教師事件」。その後、週刊誌やワイドショーが大々的に取り上げたので、覚えている方も多いでしょう。処分が停職6月で、「軽すぎる」と世論も沸騰しました。ただ、その後の経緯は、地元以外ではほとんど知られていないでしょう。 結論から言うと「事件」は、いわゆるモンスター・ペアレントの虚言と妄想に、学校やマスコミ、弁護士が踊らされて繰り広げら

  • 踊る新聞屋―。: [社会]「『安全神話の崩壊』という神話」が崩壊する足音が聞こえる?かな

    <「昔は良かった」的な論客は、昔の少年は倫理観があって、今の少年は全然ダメだ、心の教育が必要だ、みたいなコトを言いがちです。 教育については、単なるノスタルジーや感情論に基づく政策論争が多すぎるように感じます。 教育改革も、少年犯罪対策も、統計に示されている客観的事実を踏まえた上で議論を進めていく必要があるのではないでしょうか。 誤った情報や誤解に基づく政策論争は、政策論争を不毛にし、政策の質の低下につながります。> えと、極めて真っ当、まさにその通り!の一文なんですけど、これを書かれているのは、衆院の教育再生特別委員会委員でもある自民党の衆院議員さん。  <衆議院議員 山内康一 の「公募新人奮闘記」 「凶悪化する少年犯罪」のウソ> 芹沢一也氏の「ホラーハウス社会」を読まれての一文です。「安全安心対策」とか言えば、共産党まで諸手をあげて関連予算に賛成する「安全メルトダウン」「安全神話の崩壊

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    t2-news 2007/05/08
    「普通起こらないこと」を知らせるのが報道<世相は分かっても客観的な統計というのは分からないってことかも。意識調査と同じ
  • 踊る新聞屋―。: [逆学歴詐称]可視化されてきた学歴インフレ

    大学進学率が急上昇した1970年代以降、学歴と職業のミスマッチ、いずれ大卒者の数に見合うほどの大卒者向け職業が社会的に用意できなくなるのではないか、という「学歴インフレ」が懸念されたことがある。  産業化が遅れた社会では事実、高学歴者を吸収する産業がないゆえにその失業が社会問題化した。しかし、少なくとも日では学歴インフレが顕在化することはなかった。 一つは、かつて高卒がやっていた仕事を大卒が、高卒がやっていた仕事を中卒が-というような学歴と職業の対称関係がスムースに変化したこと、一つは高度成長で大卒ホワイトカラー(WC)に対する絶対的な需要量が増して、大卒者を社会がうまく吸収できていた、といような説明がされる。 大阪市職員400人学歴詐称、大卒者が高卒枠で就職  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000001-yom-soci <4

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    t2-news 2007/04/24
    ↓よろしくお願いします^^;
  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: [美しい国]権力の魅力、魅惑

    Discommunicative - 「美しい国」というスローガンがむかつく / 女教師ブログ -Female, Teacher & Blog - 安倍っちの「美しい国」もっと聞きたい /踊る新聞屋-。 [ネタ] タグ[美しい国]のメタ情報的共通認知の変遷 <調子づいたサヨクどもが楽しげに揶揄>して、<「来るかな...来るかな...来るかな............き、キター!!!!!!!!!!!!!!安倍っちの『美しい国』キター!!!!!!!!!!」>って、ダチョウ倶楽部と同類扱いされ、<言ってる人自身がバカに見えるというおまけ付きなので自爆テロの感>がある、ネタか<見下しツールのひとつになってる>「美しい国」という言葉を、そういえば大まじめに使っている人がいた。 <安倍首相が掲げる「美しい国」に触れ、「躾(しつけ)という漢字のように、美しさとは自律した姿」と子どもに厳しく接するという持

  • 踊る新聞屋―。: [社会]「体感治安」の次は「ネットの恐怖」だ

    えと、「体感治安」という意味不明な言葉が生まれたのはここ5年ほどでないかと思うのですが、さすがに、「体感治安の悪化」はもう通用しなくなってきたのか、今度の「不安」と「恐怖」は、ネットのようです。 これから、「ネットの恐怖」を煽って省庁が予算の分捕りあいをしたり、ネット規制が現実のものとなったり、不安を利用した求心力アップに利用されたりするかもしれません。 犯罪認知件数の増加や検挙率の低下というのは統計のトリックでして、治安実態としてはそれほど変わっていない、むしろ凶悪犯罪は減少傾向にあって(犯罪の質の変化はあるらしい)、さすがにストレートに「治安悪化」キャンペーンはできませんでした。  そこで「体感治安」という変な造語ができて、治安不安が叫ばれてなんとなく不安になる、という不毛なサイクルが繰り返されたのです。 それでも、「犯罪不安社会 誰もが「不審者」? 」「治安はほんとうに悪化しているの

  • 踊る新聞屋-。: [メタ]失言報道があると必ず出てくる「揚げ足取り。言葉狩り。政策論議を望む」というような言説には、どうも「俺ってリテラシー高いぜ。教養人だぜ」というような嫌��

    [メタ]失言報道があると必ず出てくる「揚げ足取り。言葉狩り。政策論議を望む」というような言説には、どうも「俺ってリテラシー高いぜ。教養人だぜ」というような嫌らしさを感じてしまいます。ごめんなさい。 柳沢伯夫厚労相は、余計な例え話を混ぜないと発言できない人なんだろうか。 <柳沢厚生労働相は19日の衆院予算委員会で、工場労働を「労働時間だけが売り物」とした15日の参院厚生労働委員会での答弁を撤回し、議事録の削除を求める考えを示した。=http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070219i114.htm?from=main1> この手の失言報道があると、必ず「揚げ足取り!」というアレが出てくるのですけど、どうもこれまた流行というか、言外に「マスコミ報道に踊らない俺ってリテラシー高いぜ」「揚げ足取りみたいなことではなく、政策論議を求める俺って教養人だぜ」と

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: webの片隅で新自由主義ヽ(^o^)丿と叫ぶ

    マルサスの「人口論」によれば、人口は幾何級数的に自然増加するけど、生活手段は算術級数でしか増加しないから、過剰人口による貧困の増大は避けられない、そうです。  その唯一の方策として、マルサスが提示したのは、産児制限、つまり少子化です。  労働者の頭数を減らすことにより、労働市場を常に売り手市場にし、労賃の下落を防げということでしょう。 日少子化が、日人の総体意識としてマルサスの人口論を意識しているわけはないのですが、マルサスが正しければ、少子化は格差社会が問題となっている日にとっても、そう悪いことではなさそうです。  しかし、労働市場が売り手市場になれば、会社を経営している人たちは、労賃が騰貴して困ったことになります。少子化は結局、経済の活性化やイノベーションを阻害し、日は三流国に転落してしまうのでしょうか。 「給料は利益の分配」と言う経営者がよくいるのですが、これはあらゆる立場

  • 踊る新聞屋―。: [book]新書版「アタリショック」の足音が聞こえる

    もう関係者の方々、読書人の方々も薄々気がついているのでしょう。  そろそろ新書版「アタリショック」=供給過剰や粗製濫造により、ユーザーが新書に対する興味を急速に失い、市場需要および市場規模が急激に縮退する現象=がいつ起きても不思議でない情況になっていて、しかし出さないと書店の棚を確保できないし、売れるうちに売っておけというような、もう誰も引き下がれないチキンゲームの様相なのでしょうか。 というのもここ最近に読んだ新書のうち、お金を出して良かったと感じるのが感覚的に約半数。筆者さんはいずれも著名で実績のある方々ばかりなのに、「う~ん」というような粗製濫造感が、どうにもこうにも拭えない。 新書バブル前は、肌に合う合わないはあるとしても、新書一冊読めばなんとなくお手軽な達成感があったのだけど、最近だと「ありゃ~、失敗」ってのがすごく多い。 読書メモを兼ねて、以下、手元に残っていたものを。 取り

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: カミカゼ精神的産めよ殖やせよ少子化対策、という神話

    少子化問題というと、必ず「女性の高学歴化と社会進出が、ぁうぁう」とか「身勝手な人間が増えて道徳観が、グダグダ」とか「家族の価値が、ゥフフ」というような、居酒屋保守オヤジ的原因分析が出てきて困っちゃう。 しかも、少なくない世論がそれに賛同して、「啓蒙が必要だ」とか「家族の価値の再認識を」と同調するのだからたまらない。<追記・参考Munchener Brucke - 少子化対策の切り札は国民啓蒙というサイレント・オピニオン>自分はこれを「カミカゼ精神的産めよ殖やせよメソッド」と呼ぶことにした。カミカゼ精神論で問題が解決するなら、竹槍でB29を撃墜できてるって。 少子化問題での成功モデルとされるフランス(1994年に1.68だった出生率が2006年には2.01に回復した)に関して、手っ取り早い調査<フランスとドイツの家庭生活調査-フランスの出生率はなぜ高いのか->があったので、ちょっと考えてみた

  • 去りにし日々、今ひとたびの幻: 生身の羊はautomatonなのかmachineなのかdeviceなのかが問題なのだ

    去りにし日々、今ひとたびの幻 コメント、TBは承認制ですがご自由に 2005/5/5~ http://t2news.exblog.jp/ から引越し 2008/3~改題 女性を「生む機械」に例えてしまった柳沢伯夫氏。「女性は15歳から50歳までが出産をして下さる年齢。『産む機械、装置の数』が決まっちゃったと。その役目の人が、一人頭で頑張ってもらうしかないんですよ」(柳沢伯夫・厚労相 今月27日・松江市内) 「人口推計を説明することを容易にする便宜としてそういう表現をしてしまった。(不適切と気づいて)皆さんにその場でお詫びをした」(柳沢厚労相・29日正午すぎ) http://news.tbs.co.jp/20070129/headline/tbs_headline3480852.html 「人口推計の説明~」つまり天下国家についての文脈で使われる以上、ここで使用される「機械・装置」は、