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fishとscienceに関するtachisobaのブックマーク (95)

  • 「歩く」魚も、奇妙な深海生物を100種以上発見、すべて新種か

    チリの海山で1月に発見された新種と思われるフサアンコウの仲間。フサアンコウは待ち伏せ型捕者で、「誘引突起」で獲物をおびき寄せて仕留める。(PHOTOGRAPH BY SCHMIDT OCEAN INSTITUTE) チリ沖の深海を探査していたチームが最近、新種と思われる奇妙な生物を100種以上も発見した。SF番組にはエイリアンとの遭遇が付きものだが、たとえ想像上の生物でも、こうした深海生物ほど奇妙なものはほとんどいない。 「探査が進んでいない辺境の海で新種を発見すること自体は予想外ではありませんが、100種以上も発見できたことには感激しています」と主任研究員のハビエル・セラネス氏はナショナル ジオグラフィックにメールで語った。セラネス氏はチリ、北カトリック大学の海洋生物学者だ。 セラネス氏らは1月、シュミット海洋研究所の調査船「ファルコン」で南東太平洋の深海探査に出発した。そして、ライト

    「歩く」魚も、奇妙な深海生物を100種以上発見、すべて新種か
  • ジンベエザメ、6年間「寄生生物を採取した研究者」を掃除魚だと思い込む - ナゾロジー

    ジンベエザメは研究者のやりたいことを理解して、協力的になれるようです。 西オーストラリア大学(UWA)の海洋生物学者らは過去6年にわたり、同国沿岸に暮らすジンベエザメ72匹の皮膚から寄生生物を採取する調査を続けてきました。 その結果、ダイバーがお馴染みの採取器具を持って近づくだけで、ジンベエザメたちは泳ぐスピードを遅くしたり、完全に止まってくれるようになったのです。 寄生生物の除去はジンベエザメにとっても有益なので、ダイバーを”掃除係”として認めてくれたのかもしれません。 研究の詳細は、2023年5月14日付で科学雑誌『Fishes』に掲載されています。 Whale sharks found to slow down to allow researchers to scrape off parasites https://phys.org/news/2023-05-whale-sharks

    ジンベエザメ、6年間「寄生生物を採取した研究者」を掃除魚だと思い込む - ナゾロジー
  • 赤く光るメダカ販売か 東工大から流出 カルタヘナ法違反で初の逮捕 | 毎日新聞

  • メスだけ生む「超メス」 近大が存在証明、キャビア生産効率化に期待:朝日新聞デジタル

    チョウザメの魚卵・キャビアが身近な材になるかもしれない――。近畿大学水産研究所新宮実験場(和歌山県新宮市)は、キャビアをもつメスだけを生む「超メス」の存在を証明したと発表した。その検査技術を独自に開発した。近大は「キャビア生産の効率化ができる」と期待している。 チョウザメは、生殖腺が発達するまで外見からメスとオスを判別できない。このため、キャビアの生産では、性別が分かるまで数年間はオスも飼育するしかなく、効率の悪さが課題とされてきた。 チョウザメの性を決める染色体はZとWがあり、オスは「ZZ」、メスは「ZW」であることが証明されている。このほか、Wだけを持つ超メス「WW」も存在すると考えられてきたが、確認されていなかった。超メスの子どもは必ずメスになるため、超メスを人為的に作り出せれば、キャビア生産の効率化につながると有望視されてきた。 同実験場の木南竜平助教や稻野俊直准教授の研究チーム

    メスだけ生む「超メス」 近大が存在証明、キャビア生産効率化に期待:朝日新聞デジタル
  • https://jp.techcrunch.com/2022/03/07/sterlet-feminization-with-isoflavone/

    https://jp.techcrunch.com/2022/03/07/sterlet-feminization-with-isoflavone/
  • シラスウナギの人工生育に成功 絶滅のおそれのウナギの稚魚 | NHKニュース

    絶滅のおそれがあるニホンウナギの稚魚のシラスウナギの人工生育に、鹿児島県の沖永良部島にある企業の研究所が成功しました。 沖永良部島で二ホンウナギの完全養殖に向けた研究を進めている「新日科学」は、ことし9月、人工授精した卵からふ化させ、5センチほどのシラスウナギへ生育させるのに初めて成功したということです。 新日科学は、沖永良部島近海の温かくきれいな海水が成功の鍵になったとみていて、今後は、現段階で1%未満の、シラスウナギまで成長する生存率を高めて二ホンウナギの大量生産につなげたいとしています。 永田良一社長は「大量生産に向けて大きなステップアップとなった。事業化した際には地元の雇用拡大につなげていきたい」としています。

    シラスウナギの人工生育に成功 絶滅のおそれのウナギの稚魚 | NHKニュース
  • 地下にすむ奇妙な魚、新種どころか新しい科だった、インド

    『ロード・オブ・ザ・リング』に登場するキャラクター、ゴラムにちなんで名付けられたゴラムスネークヘッド。新たに設けられた科に属する魚2種のうちの1種。(PHOTOGRAPH BY RALF BRITZ) インド南部の地下水に生息するライギョに似た魚が、新たな科に分類されることになった。新しい科の通称は「ドラゴンスネークヘッド」だ。彼らは原始的な「生きた化石」の一種であり、最も近縁なライギョのグループから、1億年以上前に枝分かれしたと見られている。 魚類で新しい科(種、属の上に位置する分類学上のカテゴリー)ができるのは非常に珍しいと語るのは、ドイツ、ドレスデンにある動物学博物館ゼンケンベルク自然史コレクションの魚類学者で、研究を主導したラルフ・ブリッツ氏だ。例えば人類が属するヒト科には、チンパンジー属、オランウータン属、ゴリラ属などがいるように、たいていの場合、科にはさまざまな種が多数含まれる

    地下にすむ奇妙な魚、新種どころか新しい科だった、インド
  • 古代の巨大ザメ「メガロドン」、初めて体長判明か 背びれは成人の身長ほど

    (CNN) 先史時代の海を支配していた巨大なサメ、メガロドンについて、真の体長を初めて算出したとする研究結果が発表された。歯は人間の手に匹敵する巨大さで、背びれも成人の身長ほどの高さだったという。 研究は英ブリストル大とスウォンジー大が共同で手掛けたもので、メガロドンの歯の化石を基に、数学的な計算を駆使して体長を割り出した。 研究結果は科学誌サイエンティフィック・リポーツに3日付で発表された。 研究チームはCNNに対し、メガロドンは成長すると体長18メートル、体重約48トンまで巨大化したとみられると説明。これまで知られている他のどのサメよりも大きく、ホホジロザメの2倍以上のサイズに上ると指摘した。 噛(か)む力も10トン以上と、ホホジロザメの2トンをはるかに上回るという。尾は3.85メートル、背びれは1.62メートルと成人の身長に匹敵したとみられる。 今回の研究では、メガロドンの歯を現在の

    古代の巨大ザメ「メガロドン」、初めて体長判明か 背びれは成人の身長ほど
  • 研究者がうっかり2種の絶滅危惧種をかけ合わせて「絶滅危惧種のハイブリッド魚」を生み出してしまう

    気候変動や人間の活動によって多くの動植物が絶滅の危機に瀕したり、実際に絶滅してしまったりするケースは後を絶ちませんが、研究者らはさまざまな手段で絶滅危惧種の繁殖を試みています。ロシアチョウザメとヘラチョウザメという2種類の絶滅危惧種を用いた実験を行っていた研究チームは、うっかり2種の絶滅危惧種をかけ合わせて「絶滅危惧種のハイブリッド魚」を生み出してしまったと報告しました。 Genes | Free Full-Text | Hybridization of Russian Sturgeon (Acipenser gueldenstaedtii, Brandt and Ratzeberg, 1833) and American Paddlefish (Polyodon spathula, Walbaum 1792) and Evaluation of Their Progeny | HTML

    研究者がうっかり2種の絶滅危惧種をかけ合わせて「絶滅危惧種のハイブリッド魚」を生み出してしまう
  • 孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

    <孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。これまでその証拠ははっきりしていなかった......> 極乾燥地域に囲まれた孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。「魚の卵が鳥の足やくちばし、羽に付着し、鳥によって遠方に運ばれるのではないか」との仮説が長年唱えられているが、2018年に発表されたスイス・バーゼル大学の文献レビューでは「この仮説を示す証拠はこれまでに見つかっていない」とされていた。 植物の種は、鳥獣にべられ運ばれるが...... ハンガリー・ドナウ研究所(DRI)生態学研究センター(CER)の研究チームは、外来種として広く知られるコイとギベリオブナの卵をマガモに与える実験を行い、「マガモに与えた魚卵のうち0.2%が消化器内で生き残り、糞として排泄され、さらにその一部は孵化した」との研究結果を2020年6月22日に「米国科学アカデミー紀要(米国科学アカデミー

    孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに
  • 魚卵は鳥に食べられても生きたまま糞から出てくると判明! 魚は糞によって別の湖に移動していた - ナゾロジー

    魚卵は鳥にべられても生きたまま糞から出てくると判明! 魚は糞によって別の湖に移動していた / 鳥にべられることで植物の種のように、魚の卵は別の湖に拡散する/Credit:PNAS animals plants

    魚卵は鳥に食べられても生きたまま糞から出てくると判明! 魚は糞によって別の湖に移動していた - ナゾロジー
  • サバからクロマグロが生まれる? 生殖幹細胞の試験管内培養に成功 東京海洋大 | 財経新聞

    ニジマスの精子や卵のもとになる細胞である「生殖幹細胞」を試験管内で増殖させることに東京海洋大学の吉崎悟朗教授のグループが成功した。この技術を使うことで、例えば高級魚であるクロマグロの卵や精子を小型のサバ科の魚に作らせ、養殖用や放流用のクロマグロ稚魚を大量に生産していくことが期待できる。 【こちらも】完全養殖マグロ、大手が参入 この研究結果は15日のCommunications Biology に掲載される。卵子にも精子にもなれる生殖細胞の培養方法を確立したのは、全動物を含めて初めての報告となる。 研究グループは、これまでにニジマスの生殖幹細胞を代理の親魚(ヤマメ)に移植し、ニジマスを産むヤマメを2004年に作り出していた。その後様々な魚で検討を行い、異種間での生殖幹細胞の移植が成立することを明らかにしてきた。 ただしこの方法では、移植実験をするたびに魚を捕獲し殺して精巣から生殖幹細胞を得る

    サバからクロマグロが生まれる? 生殖幹細胞の試験管内培養に成功 東京海洋大 | 財経新聞
  • 「うつ状態」の熱帯魚を開発 鹿児島大水産学部・塩崎准教授ら | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com

    魚も「うつ」になる?-。鹿児島大学水産学部の塩崎一弘准教授(45)=品生命科学分野=らのグループは、ゲノム編集により、「うつ状態」を示す熱帯魚ゼブラフィッシュの開発に成功した。コミュニケーション能力の低下やストレス増加による不安や恐怖といった、人間と同様の精神的不調を見せた。うつ病の発症メカニズム解明や、薬の開発などへ応用が期待できるという。英科学誌サイエンティフィック・リポーツのオンライン版に3日掲載された。 塩崎准教授によると、ゼブラフィッシュは、人間と同様に感情をつくる遺伝子を持つ。このうち不安を抑制するホルモン「神経ペプチドY(NPY)」の遺伝子を傷付けて機能しないようにしたところ、慢性的に弱いストレスを抱えることが分かった。 ゼブラフィッシュは通常、鏡に姿を写すと、仲間と思い込んで近づくが、実験では接近回数が半分に減り、距離を取る行動を見せた。セ氏10度の水に2秒漬けるストレス

    「うつ状態」の熱帯魚を開発 鹿児島大水産学部・塩崎准教授ら | 鹿児島のニュース | 南日本新聞 | 373news.com
  • トピックス|【研究成果:総合研究博物館】鹿児島の郷土料理「つけあげ」の原料に未知の魚!!本学学生が日本初記録のエソ科魚類を発見、「ツケアゲエソ」と命名

    トップページトピックス【研究成果:総合研究博物館】鹿児島の郷土料理「つけあげ」の原料に未知の魚!!学学生が日初記録のエソ科魚類を発見、「ツケアゲエソ」と命名 【研究成果:総合研究博物館】鹿児島の郷土料理「つけあげ」の原料に未知の魚!!学学生が日初記録のエソ科魚類を発見、「ツケアゲエソ」と命名 [記事掲載日:20.03.17]

  • 巨大深海魚リュウグウノツカイ 人工ふ化に世界初成功 沖縄 | NHKニュース

    幻想的な姿で知られる巨大な深海魚「リュウグウノツカイ」について沖縄県にある研究機関が人工授精と人工ふ化に成功したと明らかにしました。専門家によりますと、世界で初めてのケースだということで、謎に包まれた生態の解明につながると期待されています。 2匹はオスとメスで水族館に運ぶ間に死にましたが、研究のため、それぞれの体内から取り出した精子と卵子で人工授精を行ったところ受精に成功し、およそ20匹の赤ちゃんが生まれたということです。 魚の分類に詳しい神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能宏学芸員によりますと、リュウグウノツカイの人工授精と人工ふ化に成功したのは世界で初めてのケースだということです。 リュウグウノツカイの赤ちゃんは全長およそ7ミリに成長し、成魚に似た長く伸びる背びれが確認されました。 初めての飼育で、使う水や水槽の形などに気を使いながら赤ちゃんの成長を見守っていましたが、餌をべずに衰弱

    巨大深海魚リュウグウノツカイ 人工ふ化に世界初成功 沖縄 | NHKニュース
  • 「鏡に映る自分」魚も分かる 寄生虫落とすしぐさか:朝日新聞デジタル

    【動画】小型の海水魚ホンソメワケベラを使った実験。鏡に映った姿を自分だと認識していることを示す行動が見られた=大阪市立大提供 鏡に映った姿を自分だと認識する能力は、魚にもある――。そんな研究結果を幸田正典・大阪市立大教授(動物社会学)らの研究チームがまとめた。こうした能力は、チンパンジーやイルカなどでも報告されているが、魚類で確認されたのは初めてという。米科学誌「プロス・バイオロジー」に8日、論文が掲載される。 実験に使ったのは、南日沿岸などに生息する小型の海水魚「ホンソメワケベラ」。水槽で飼育し、鏡を見せて反応を調べた。 鏡を見せた直後は、映った姿を自分ではないほかの個体だと思い、攻撃するしぐさをみせた。その後、鏡の前で姿勢を逆さにするなど、自分なのかどうか確認するような動作をした。5日目以降には、これらの行動はほとんどみられなくなった。 こうした経過をたどったホンソメワケベラ4匹につ

    「鏡に映る自分」魚も分かる 寄生虫落とすしぐさか:朝日新聞デジタル
  • 「肉食」サメ、海草も食べる雑食だった 米研究

    【9月7日 AFP】シュモクザメ科に属する小型種のウチワシュモクザメ(学名:Sphyrna tiburo)は長い間、完全な肉動物と考えられていた。たまに植物を口に入れることがあっても、単なる偶然にすぎないとみられていた。 だが、それは誤りだとする研究論文が5日、英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」に発表された。ウチワシュモクザメは雑性で、海草の摂取が栄養面で重要な役割を担っているのだという。 研究者らの間では、ウチワシュモクザメが大量の海草を摂取することが以前より知られていたが、海草からは何の栄養も吸収していないと考えられていた。 論文の共同執筆者で、米カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の生態学と進化生物学の専門家のサマンサ・レイ(Samantha Leigh)氏は「海草の摂取についてはこれまで、サメが藻場に生息

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  • 「代理親」でクニマス誕生、繁殖に期待 : 科学・IT : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    2010年に山梨県の西湖で約70年ぶりに生息が確認されたクニマスについて、同県水産技術センターは23日、ヒメマスとサクラマスを「代理親」にすることでクニマスを誕生させることに成功したと発表した。 クニマスの精巣の細胞を保存して繁殖につなげることが期待されている。 サケ・マス類の一部は、未成魚の精巣の細胞を稚魚に移植すると、稚魚がオスなら精子が、メスなら卵子が体内でそれぞれ作られる。 同センターは、クニマスの精巣の細胞を、「代理親」となるヒメマスとサクラマスの稚魚に移植。「代理親」はクニマスの精子と卵子を作った。ヒメマスとサクラマスから取り出して1年間凍結させた精子と、ヒメマスから取り出した卵子を人工授精させ、昨年12月、61匹のクニマスを誕生させることに成功した。

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  • 高級魚クエの味を手軽に 近大が新品種「クエタマ」養殖:朝日新聞デジタル

    クロマグロの完全養殖でも有名な近畿大が「お家芸」として開発に力を入れる「交雑魚」に、新たな品種が登場した。高級魚のクエとサンゴ礁などにすむ大型魚タマカイをかけ合わせた「クエタマ」。クエより成長が速く、養殖期間を半分に短縮できるうえ、味はクエと遜色ない「いいとこどり」の魚だ。東京都内などの直営店で昨年、用の提供を始め、格的な市場参入を目指す。 和歌山県白浜町にある近大水産研究所。海に浮かぶ3メートル四方のいけすにエサをまくと、大きな灰色の魚が水面に群がった。全長60センチほどの「クエタマ」だ。 クエは刺し身や鍋料理用に人気が高いが、天然ものは少なく、養殖すると出荷サイズの2キロ(全長50センチ程度)に育つのに4~6年かかるケースも。そこで、同じハタ科で成長が速いタマカイを「掛け合わせ」の相手に選んだ。東南アジアなどを中心に分布し、成長すると体長2メートル、重さ200キロにもなる。 研究所

    高級魚クエの味を手軽に 近大が新品種「クエタマ」養殖:朝日新聞デジタル
  • 陸上養殖「お嬢サバ」…アニサキスの心配もなし : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    鳥取県とJR西日が共同でブランド化を目指す養殖マサバ「お嬢サバ」の格生産が7日、岩美町大谷の養殖施設で始まった。 年間約6万匹を養殖し、来年3月の初出荷を目指す。 お嬢サバは、地下海水を陸上の水槽にくみ上げる「陸上養殖」で育てる。腹痛などを起こす寄生虫「アニサキス」が 濾過 ( ろか ) で除去されるため、刺し身など生にも活用できるのが特徴という。 同社が沿線の地域活性化につなげようと、2015年から県栽培漁業センター(湯梨浜町石脇)と共同研究を開始。首都圏や関西などで試験販売を行ったところ好評で、採算性にめどがついたため、今年1月から網代漁港(岩美町)で生産拠点の整備を進めてきた。 養殖施設は、取水用井戸や飼育用水槽(50トン)9基、出荷用水槽(10トン)4基などを配置。稚魚を9か月間で体長25センチ、重さ300グラム程度まで育て、県内や首都圏、関西へ出荷する。卸値は、1匹当たり9

    陸上養殖「お嬢サバ」…アニサキスの心配もなし : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)