僕がアイマスにはじめて触れたのがたしか2007年の秋で、9月末かそこらだったのではないかと思われる。あとで知ったのだけれども2007年といえばニコマスの一回目のクライマックスの年で(当時はまだアイマスMADという呼び名が多く見られた)、現在でも伝説となっているような多数の名作が夏ころまでに投稿されて、ニコニコ動画を彩っていた。 ニコニコ動画には当初のアングラ感覚が辛うじて残っていて、アイマスMADにも八頭身モナーめいた粗いフラッシュ動画があるかと思えば、メチャ高いソフトという認識しかなかった動画編集ソフトで作られたと思しき作品もあり、作り手も視聴者もコメントでわりとワイワイやっていた。捨て6という名前で有名な動画投稿スペースstage6がまだあった頃で、ニコニコ動画の画質で我慢できない人はここへ見に行っていた。高画質はそれだけで魅力だった。 アイマスファンの期待とオタ芸に対する賛否と、当時