インド東部の空港で国際線の旅客機のトイレからおよそ1億1700万円相当の金の延べ棒が見つかり、税関当局は密輸の疑いもあるとみて捜査しています。 19日、インド東部のコルカタの空港に駐機中だったインドの航空会社ジェットエアウェイズの旅客機で、2つのトイレにかばんがそれぞれ1つずつ置いてあるのを清掃作業員が見つけました。 税関当局がかばんを詳しく調べたところ、中から重さがおよそ1キロの金の延べ棒が合わせて24本見つかりました。 金の延べ棒は総額でおよそ7368万ルピー相当(日本円でおよそ1億1700万円)の価値があり、中東ドバイの業者のものとみられる刻印があったということです。 この旅客機は、19日、タイのバンコクを出発してインド東部のパトナに到着したあと、メンテナンスのためコルカタの空港に移されていました。 インドは世界有数の金の輸入国で、政府は貿易赤字の拡大を防ごうと、ことしに入ってから金