どうも。takaです。今回は村上春樹氏の作品、「ノルウェイの森(講談社文庫)」について書いていきます。 ノルウェイの森 (講談社文庫) タイトルに森と書いてあるだけあって、 読んでいると自分の周りは森だと思い込んでしまう 読む前は森の中が舞台で、森の中を彷徨う物語かなと思っていたのか、どこにも行く当てもなく、終始霧のかかった深い森の中を彷徨っている感じでした。行けども行けども目の前に見えるのは木だけ。ちなみに「ノルウェイの森」はビートルズの曲なんですね。 本を選ぶ基準 最も印象的な所はワタナベ君は頭はすこぶる良いけどストイックで独特な倫理観を持っている東大生の永沢という人とよく話していて、その中で永沢君が言った「死後30年以上経った作家の本しか読まない」という言葉が引っ掛かりました。 30年というのはその作家の書いた本が世間では良い本と見なされているのかそうでないのかを見極める基準みたいで