競技中のプレッシャーを感じる場面で「〇〇してはいけない!」と考えることが、アスリートのパフォーマンスにどのような影響を及ぼすのかを、テニスのリターンの精度で検討した研究結果が報告された。鹿屋体育大学体育学部の中本浩揮氏らの研究であり、「Journal of sport & exercise psychology」に論文が掲載された。 プレッシャーの影響を、アスリートの回避思考と苦手意識をからめて検討 アスリートがパフォーマンスを最大化して発揮するうえで、競技中の強いプレッシャーをどのように処理するかも大きな課題の一つ。高度なトレーニングを行い実績のあるアスリートでも、ときにプレッシャーによって初心者のようなミスを犯すことがある。このようなミスが発生するメカニズムについては、多くの研究がされてきている。 これまでに提唱された仮説として例えば、ハイレベルアスリートであればプレー中に要求される一
![スポーツにおける緊張とミスの関連を調査 皮肉エラーと過補償エラーの発生率をテニスで検討 | スポーツ栄養Web【一般社団法人日本スポーツ栄養協会(SNDJ)公式情報サイト】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4b3b42da64fd67a8765f13d947256ad7ebaf5092/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsndj-web.jp%2Fnews%2Fimages%2Ftn-001014.jpg)