このスピードを見てください、再生どうぞ。 テキサス州North Bastrop州立公園で起きた野火の様子、この映像は9月5日のもの。この動画早送りやタイムラプスじゃありません、現実のスピードでこの早さなのです。風速60マイル(約95キロ)という突風に煽られどんどん焼き尽くしていく炎。今のとこ、8日間燃え広がり続けています。9月6日の時点で、およそ600世帯が被害にあい25キロメートルほど被害が拡大したということ。 静かにたんたんと燃え広がる炎を見てると、動画ですら怖くなりました。人間は唯一炎を使うことができる動物なんて言いますが、とんでもないです。少しは使うことができても、完璧に使いこなすことはできないのだと実感しました。いつ牙を向かれるかわかりません。 [Texas Parks & Wildlife, NOAA and Earthsky via This Is Colossal] そうこ
東日本大震災から半年が経過しようとしている。 個人的には、3月11日からの半年間で、時代がすっかり変わってしまった感じを抱いている。 震災以前の出来事は、たった1年前に起きた事件であっても、遠い昔の記憶であるように感じられる。不思議な感覚だ。 震災を契機として、具体的に何が起こって、われわれの精神のどの部分がどんなふうに変化したのかについては、今後、長い時間をかけて、じっくりと検証しなければならないのだと思う。が、細かい点はともかく、わたくしども日本人の時代認識が、震災を機に変わってしまったことは確かだ。 一例をあげれば、「戦後」という言葉が死語になりつつある。 これまで、昭和が終わって元号が平成に変わっても、二十世紀が二十一世紀に移っても、「戦後」という時代区分は不動だった。で、その言葉は、つい半年前まで、国民の間に広く共有されていた。 それが、震災を経てみると、「戦後」は、にわかに後退
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