左上:DSNレーダーアンテナによって画像化された地球近傍小惑星2006 DP14 右上:VLT望遠鏡で見た、かすかな地球近傍小惑星2009 FD (円でマーク) 中央:NASAのディープ・インパクトで見た地球近傍天体103P /ハートレー 下:いくつかの軌道サブグループに分割された27,000以上の既知のNEOの円グラフ[1] 地球近傍天体(ちきゅうきんぼうてんたい、英語:Near-Earth object NEO)とは、地球に接近する軌道を持つ天体(彗星、小惑星、大きい流星体)の総称。また、天体といっても太陽系小天体が該当することから地球近傍小天体とも呼ばれる。地球に接近することから衝突の危険性を持つ反面、地球からの宇宙船が容易に到達しやすく(月よりはるかに少ない速度増分 (ΔV) で済むものもある)、今後の科学的調査と商業開発において重要になると考えられている。 NASAは1km以上の