半年以上、「放置」してしまった本たち 山崎 いずれ紹介したいと思っていたけれど、紹介できないまま刊行から半年以上が経ってしまった本を総まくりする「とっておきすぎ読書会」、半年ぶりの第2弾です。 中村 この企画を「とっておきすぎ」てますね(笑) 山崎 読書会の流れとしては、どうやってその本を知ったのか、なぜ紹介しそびれたのかをおさえたうえで、それぞれグッときたポイントを話して、わちゃわちゃしたいと思います。ということで、まずは私から。『植物園の世紀 イギリス帝国の植物政策』です。 川島昭夫『植物園の世紀 イギリス帝国の植物政策』(共和国) 野波 タイトルからしておもしろそうだよね。 山崎 これは書店を巡回中に見つけました。 中村 どういう棚で? 山崎 人文書の棚です。すてきな装丁に目を引かれて手に取った。読んでおもしろかったんですけど、どうにもできなかったのは、著者が刊行に間に合わず、ご病気
小説中で「にさんにち」を記述するのは難しい。 「2~3日」と表記できればいいが、小説中における数字の表記は、レーベル等の方針で算用数字は使わず漢数字で表現されることがほとんどだ。 「二〜三日」は漢字と記号のミスマッチ感があり、あまりこの字面を見たことがない。 「二三日」はたまに見るが、二十三日みたいで誤解を招く。 「二、三日」というのも見るが、これは周囲の普通の読点と区別がつかず「二、」のところにセンテンスの区切りがあるように見える。 「二・三日」は見た目が気持ち悪いし、小数点にとれてしまう。 もはや書き言葉において「にさんにち」は実質的には非推奨の日本語となっている気もする。 かと言って「数日」だと感覚的には5〜6日くらいで、ニュアンスが変わってしまうし、なかなかいい言葉がない。 「二日ほど」くらいが妥当な落とし所か……。
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