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ブックマーク / sleep-col.com (2)

  • 5段階ある睡眠の定義

    レム睡眠の発見者は、アセリンスキーというシカゴ大学の大学院生です。 彼は事情があって大学を中退し、就職していました。 シカゴ大学の大学院は、知能が高ければ大学を卒業していなくとも 入学できる制度があり、 彼は1951年ごろに大学院に入学し、 クレイトマン教授の指示で睡眠の研究をすることになりました。 彼は、眠っている子どもの閉じたまぶたの下で、 目玉がきょろきょろと動いていることに気付き、 自分の息子や大人の被験者で、脳波と眼球運動の関係を調べました。 そして急速な眼球運動相を発見し、レム睡眠と命名しました。 さらに、レム睡眠中に泣きだした被験者が、悪夢を見ていたことを知り、 レム睡眠中の被験者を起こして夢の有無を聞くと、 ほぼ例外なく夢を覚えていることに気付きました。 このとき初めてレム睡眠で夢を見ていることが明らかになりました。 寝ると筋肉の弛総の程度も強くなるので、 睡眠の深さの判定

    5段階ある睡眠の定義
  • 望ましくない「寝ぼけ」

    睡眠に伴っておこる望ましくない現象を睡眠随伴症(寝ぼけ)と呼びます。 よく見られるのがノンレム睡眠で起こる 覚醒時錯乱、睡眠遊行(夢遊病)、夜驚症です。 特徴として ①睡眠前半の深い睡眠から急に覚醒するときに出現する ②覚醒が不完全で意識が鮮明でなく人は何をしたか覚えてない ③子供に多く、成長するにつれ改善・消失する傾向がある などです。 しかし成人では治療を要することもあります。 覚醒時錯乱は起きがけに、 一時的にわけのわからないしぐさをしたり寝言をしたりする状態です。 家族内発生や遺伝的素因があります。 睡眠遊行とは眠りながら歩くという意味です。 目は開いていますが、うつろでぼんやりとしています。 時には寝言を言いながら走ることもあります。 成人の男性ではまれに暴力を振るうこともあり、 極端な例では殺人など司法上の問題となるケースもあります。 夜驚症は子供によくみられ、 恐怖の表情で

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