二重マスク、増加中 専門家「効果2倍はバツ」―おしゃれに予防効果追加 2021年02月09日13時32分 複数のマスクを使う二重マスク 新型コロナウイルスの感染対策で、マスクを2枚重ねて着用する動きが広がっている。ウレタンマスクや布マスクだけでは機能に不安があるとして、効果が高い不織布マスクを重ねることが多く、中には不織布マスクを二重にしてさらなる予防効果を期待する人も。専門家はおしゃれや肌荒れ対策の使用には理解を示した上で、「重ねても2倍の効果になることはない」とくぎを刺す。 ウレタンマスクはNG? 着用批判に専門家くぎ―「洗い過ぎ」には注意を 堺市の40代男性会社員は、昨年11月ごろから不織布マスクの上に好きなスポーツチームのロゴが入った布マスクを重ねている。布マスクは不織布より予防効果が劣るとされるが、無地の不織布マスクは味気なく、予防とおしゃれを兼ねるため重ねて着けることにした。「