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ブックマーク / bookplus.nikkei.com (10)

  • 何十年も売れ続けている定番の日経文庫11冊を編集長が解説

    2024年8月、日経文庫は創刊70周年を迎えました。その長い歴史の中で、日経文庫は数々のロングセラーや専門分野の名著を生み出しています。そこで、日経文庫の平井修一編集長に、さまざまなテーマでおすすめの日経文庫を解説してもらいました。今回は、20年、60年…と何十年も売れ続けているロングセラー11冊について。聞き手は、日経BOOKプラス編集・副編集長の小谷雅俊。 日経BOOKプラス編集・副編集長・小谷雅俊(以下、小谷) 今年、日経文庫は創刊70周年を迎えます。70年前というと1954年。日史年表を見ると吉田茂内閣最後の年で、ゴジラ映画の第1作が公開された年です。これから高度成長期が始まるという時期ですね。改めて、その長い歴史を感じます。 平井修一編集長(以下、平井) 当ですね。最初に出たのは『手形の常識』というでした。実務的な内容のが多いという傾向は、現代にも引き継がれていますね。こ

    何十年も売れ続けている定番の日経文庫11冊を編集長が解説
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2024/08/07
    ナナメ読みはしたが。/今年のあとで読むランキング賞?
  • 日本は「デジタル小作人」 GAFAMの利用が円安要因に

    円安はなぜ長引いているのか。どこから外貨が流出しているのか。観光という「労働集約的な産業」で稼いだ外貨が、「資集約的な産業」である海外の頭脳労働への支払いに充てられており、その帳尻は為替(端的には円安)に影響を及ぼすのではないか。『弱い円の正体 仮面の黒字国・日』(唐鎌大輔著/日経プレミアシリーズ)から抜粋・再構成してお届けする。 「国内の肉体労働」vs「海外の頭脳労働」 クラウドサービスやインターネット広告などに代表されるデジタルサービスの提供は、多くの日人が漠然と「海外(とりわけ米国)に後れを取っている」と感じていた分野ではないかと察する。その漠然としたイメージを数字で可視化したのがその他サービス収支赤字、すなわち「新時代の赤字」であり、日銀行の分類でいえばデジタル関連収支ということになる。 こうして見ると、その他サービス収支赤字は為替需給という論点を超えて、日経済が現在直面

    日本は「デジタル小作人」 GAFAMの利用が円安要因に
  • はじめに:『1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録』

    【プロローグ】 2020年2月23日日曜日、令和最初の天皇誕生日は日差しの暖かな日だった。午後1時から新型コロナウイルス感染症対策専門家会議のメンバー10人ほどが急きょ「勉強会」を開いた。場所は、東京・白金台にある東京大学医科学研究所、メンバーの一人である武藤香織東京大学教授の研究室隣の会議室であった。 当時、政府は横浜に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内の感染者対応に忙殺されていた。この時期、私たち専門家に求められていたのは、早朝の大臣室で、あるいは、2月に入って開催された専門家助言組織の会議で、クルーズ船の乗客を降ろすべきかなど個別の質問について意見を述べることだけだった。 この時点で私たちは、感染症が無症状者や潜伏期間中の人でも他の人に感染させ、既に国内での市中感染が始まっていると判断していた。症状がある人を隔離するだけでは不十分で、少なくともワクチン接種が普及

    はじめに:『1100日間の葛藤 新型コロナ・パンデミック、専門家たちの記録』
  • はじめに:『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』

    【はじめに】 認知科学が教える コミュニケーションの質と解決策 伝えたいことがうまく伝わらなかった、という経験は、誰もが一度はしたことがあると思います。 何回説明しても、伝わらない。 依頼した通りのものができあがらなかった。 厳守と伝えた締め切りが守られなかった。 勘違いされて、物事がうまく進まなかった。 一生懸命説明しているのに、部下や子どもの理解度が上がらない。 大切な約束を忘れられて、トラブルやけんかになった。 仕事に限らず、家庭でも学校でも、こうした悩みは後を絶ちません。 書では、私たちが抱えるコミュニケーションの困り事について、認知科学と心理学の視点から、その質と解決策について考えていきます。 認知科学や心理学に興味をお持ちの方はもちろん、上司や部下・同僚、取引先ともっと円滑に仕事を進めたいビジネスパーソンの方、指導法を学び日々工夫して子どもたちと向き合ってこられている教員

    はじめに:『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策』
  • 一度は読むべき「哲学」の名著 カリスマが選ぶ入門・古典・傑作8冊

    日経BOOKプラスに掲載されている記事、、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。

    一度は読むべき「哲学」の名著 カリスマが選ぶ入門・古典・傑作8冊
  • 「日本はすごい国」昭和人間が過去の栄光を忘れられない理由

    「昭和」が終わって三十数年。あなた自身が「昭和人間」の場合も、身近な「昭和人間」についても、取り扱い方にはちょっとしたコツが必要です。「昭和人間」ならではの持ち味や真価を存分に発揮したりさせたり、インストールされているOSの弱点をカバーしたりするために、有効で安全なトリセツを考えてみましょう。今回は日に対する“セルフイメージ”について。 人は「過去の栄光」が、なかなか忘れられません。そして、漠然と抱いている「セルフイメージ」は、最も輝いていた時期をベースにしがち。今は「セルフイメージ」から遠くかけ離れていると分かってはいても、素直に認めるのは至難の業です。 いや、個々人の過去と現在の話ではありません。確かに昭和人間は、自分自身に関しても「セルフイメージ」と実態とのギャップを折に触れて感じさせられています。微妙に重なる話かもしれませんが、ここで考えたいのは、「日」という国に対する認識につ

    「日本はすごい国」昭和人間が過去の栄光を忘れられない理由
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2024/03/25
    "今の日本は「激安な国」"/なんかでも"日本はスゴい"的なテレビ番組も多いよね…
  • はじめに:『最後はなぜかうまくいくイタリア人』

    【文庫版まえがき】 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉がある。「幽霊と思って怖がっていたものは、実は枯れたススキだった」という意味で、つまらないものでも、その実態がよく分からないと人間は恐怖を覚えることのたとえとして使われる。同時に「枯れたススキ」と言語化することによって人間は恐怖から逃れ、安心するのだということをうまく表している。正体がわからないから怖いのであって、言葉を与えて正体を明らかにしてしまえば恐怖は消えるというわけだ。 2年前に「最後はなぜかうまくいくイタリア人」を書いた後、長年忘れていたこの言葉が浮かんできた。イタリアと関わるようになって35年になるが、それまではワインとについての活動が主だったので、イタリア人についてまとまった考察をしたことはなかった。仕事のためにずっと手探りで、無我夢中でなんとかうまくイタリア人とつきあうようにしてきたが、このを書いたことにより自分

    はじめに:『最後はなぜかうまくいくイタリア人』
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2024/01/18
    (文庫は)予約20件…
  • 神経科学者が教える「偽の手術なのに症状が改善した理由」

    手術はその人にとって人生の一大事だ。だが、手術の中には、プラセボ(偽の手術)と効果が変わらないものがいくつか含まれている可能性があるという。薬であれば、プラセボ(偽薬)を与えた群と比較して、効果の有無を検証できるが、手術となると、倫理上の問題から偽の手術と比較することが難しいため、どこまでが手術の効果でどこまでがプラセボ効果かははっきり分かっていないものが多い。プラセボ効果研究の第一人者、カリン・イエンセンの最新刊『 予測脳 Placebo Effect 最新科学が教える期待効果の力 』(中村冬美・翻訳)から一部抜粋して、手術における期待効果について解説する。 (第1回から読む) (第2回から読む) 手術部位を間違えたのに症状が改善 ミネソタ州にある米国トップクラスの医療機関、メイヨー・クリニックの脊椎外科医が、一部の患者に対し誤った手術つまり、損傷部位とは別の部位を手術していたことが発覚

    神経科学者が教える「偽の手術なのに症状が改善した理由」
  • サイバー文明論

    内容紹介 デジタル化の波の中で古くなった社会制度やそれを支える哲学をデジタル時代に適したものに根から見直した方がいいのではないか? 20世紀に大成功した近代工業モデルを修正しながらデジタル経済に合わせてきたが、いよいよ矛盾が大きくなりすぎているのではないか? 過去の成功体験にこだわっていると単に落伍してしまうだけでなく、格差の拡大や監視社会の暴走などの形で不幸な未来につながってしまうのではないか? 明治維新の時に、単に蒸気船や電信を受け入れるだけでなく、政治体制から法律、芸術や言語にいたるまで造り直したように、今回も仕組みを全面的に再構築しないといけないのではないか? それは結局のところ、新しい文明を構築するということではないか? 近代工業が生み出した、「大量生産品の排他的所有権を匿名の大衆に市場で販売(金銭と交換)する」モデルから「モノやサービスから得られる便益へのアクセス(利用)権を

    サイバー文明論
  • 問題プロジェクトの火消し術|日経BPブックナビ【公式サイト】

    日経BOOKプラスに掲載されている記事、、著者を任意のキーワードで検索することができます。 ※ISBNも検索にご利用いただけます。ISBNとは出版物固有の13桁の番号で、裏表紙に記載されています。サイトでISBNを使って書籍を検索する際は、ハイフン(-)を省略し、13桁の数字のみを半角文字で入力してください。

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