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ブックマーク / www.ikedahayato.com (7)

  • 「分人主義」について考えてみた|イケハヤ大学【ブログ版】

    平野啓一郎さんとお話させていただくということで、改めて「分人主義」という考え方について思考を巡らせてみました。 分人主義とは? 人間には、いくつもの顔がある。—私たちは、このことをまず肯定しよう。相手次第で、自然とさまざまな自分になる。それは少しも後ろめたいことではない。どこに行ってもオレはオレでは、面倒くさがられるだけで、コミュニケーションは成立しない。だからこそ、人間は決して唯一無二の「(分割不可能な)個人 individual」ではない。複数の「(分割可能な)dividual」である。 たとえば、「クライアントとの打ち合わせをしているイケダハヤト」と「娘と遊んでいるイケダハヤト」では、表面的に見るとまったくキャラが違うわけです。 前者では「うーん、そうですね。○○だから、やっぱり○○だと思いますよ。どうですか?」とか言ってる一方、後者では「あぶあぶあぶー!おとうちゃんやどー!」とあぶ

  • 「才能」とは何なのか。それは「認知特性」です。さぁ、「風鈴」を想像してみてください|イケハヤ大学【ブログ版】

    2014年の作品、「新世代努力論」にも書いた話をブログでも。 「才能」とは「認知特性」である 「才能」という言葉は面白いですよね。 「努力が99%、才能が1%」「あいつは才能があるから勝てない」などなど、日常的によく使われる割に、それがなんであるかがクリアになっていない気がします。 みなさん、才能って何だと思います? ぼくは、「才能」をもう一歩深く言語化すると、「生まれた時点で持っている能力・素質」なんてところになると考えています。 さらにそれを噛み砕いていくと、それは、発達や教育の分野で語られる「認知特性」そのものなんです。 風鈴を思い浮かべてください。 認知特性とは何か?それを知るために、ぼくが独自でテストを作りました。 ……いいですか、「風鈴」を思い浮かべてください。 風鈴ですよ?あの風鈴。 はい、どうぞ。 目をつぶっていただけると、集中できると思います。 …………できましたかね。

    「才能」とは何なのか。それは「認知特性」です。さぁ、「風鈴」を想像してみてください|イケハヤ大学【ブログ版】
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2015/03/13
    "新世代努力論"は図書館で見かければ。/風鈴ねぇ。でもさ、音のない風鈴なんてただの飾りでしょ。視覚・聴覚をテストするのに適当な例だとは思えないな。
  • 飲茶「史上最強の哲学入門」|イケハヤ大学【ブログ版】

    哲学を勉強しています。知人からオススメされた一冊、これはなんと分かり易い!入門書には最適ですね。読書メモを残しておきます。 西洋哲学を網羅的に ・相対主義の考えを推し進めて堕落してしまうと、「何事も絶対的に決められないんだからさー、適当でいいんじゃなーい?」とさじを投げてしまい、一生懸命考えることを放棄してしまう可能性があるのだ。それは、特に民主主義国家の場合には致命的である。 ・彼(ソクラテス)は、ただとにかく「真理」が知りたかった。そして、それを知ろうともしない世界に対して反逆したかった。そんな彼が、なぜ偉い知識人たちの無知を暴き出そうとしたのかと言えば、それは彼が無知の自覚こそが真理への情熱を呼び起こすものだと考えていたからである。 ・デカルトは、哲学も、数学と同様に、「誰もが正しいと認めざるを得ない確実なこと」をまず第一原理(公理)として設定し、そこから論理的な手続きで結論を導き出

    飲茶「史上最強の哲学入門」|イケハヤ大学【ブログ版】
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2013/07/27
    機会があれば。
  • 「ビッグデータ」がもたらす「因果関係」から「相関関係」へのシフト—理由なんてどうでもいいんです|イケハヤ大学【ブログ版】

    ビッグデータ関連では非常によくまとまった一冊。とりあえずこれ読んでおけばOKでしょう。「MAKERS」のような、新しい価値観を提示してくれる系です。 ビッグデータが世界を変える ・Googleは、合計4億5000万にも上る膨大な数式モデルを使って検索語を分析し、CDCが提供している2007年、2008年の実際のインフルエンザ症例とGoogleの予測を比較検討した。そこで彼らは大変なことに気づく。特定の検索語45個と、ある数式モデルを組み合わせたとき、Googleの予測と公式データの間に高い相関関係が見られたのだ。 ・現時点でビッグデータの捉え方は、次のようにまとめることができる。「小規模ではなしえないことを大きな規模で実行し、新たな知の抽出や価値の創出によって、市場、組織、さらには市民と政府の関係などを変えること」。それがビッグデータである。ただし、これは始まりにすぎない。 ・確率や相関関

    「ビッグデータ」がもたらす「因果関係」から「相関関係」へのシフト—理由なんてどうでもいいんです|イケハヤ大学【ブログ版】
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2013/06/02
    図書館に入れば読んでみたい。
  • 「学び合い学習は、日本の教育を崩壊させる」のか|イケハヤ大学【ブログ版】

    テーマは「学び合い学習」。先生が一方的に授業を行うのではなく、生徒同士で教えあうかたちの授業スタイルですね。元大田区公立小学校長の舘野健三氏は、この方法に対してかなり否定的な見解を示しています。 当のテレビ番組を見ていないので何とも言えませんが(コメント欄を読むかぎり、そこまでひどいものではないようです)、とても興味深い意見です。 以下、ちょっと長いですが引用。 しかも「学び合い学習」は、一斉指導を否定している。まさに犯罪的である。一斉指導によって子どもの理解度を確認しながら、教え、できたことを褒め、やる気にさせることが教育なのだ。どの子にもわかるように指導するのが教師なのだ。 それを否定するとは、ひどい指導法である。子どもたちに丸投げをして子どもたちの話し合いで、算数の力がつくわけがない。 私が指導してきた算数の授業は、先生が問題の解き方を説明する。それを板書する。子どもたちは、ノートに

    「学び合い学習は、日本の教育を崩壊させる」のか|イケハヤ大学【ブログ版】
  • 「多様性を認めよ!」vs 「『多様性を認めない』という多様性を認めよ!」|イケハヤ大学【ブログ版】

    Twitterでご意見をもらったので書いてみます。 多様性を認めよ!=排他的になるな! ブログを書きつづける理由はいろいろあるのですが、そのひとつは、「多様性が認められる社会を創りたい」というモチベーションだったりします。 ぼくの書いている内容は、多分あまり一般的、社会的ではありません(例:たかが挨拶ぐらい、できなくてもいいんじゃない?)。 ツイッターで匿名のおじさんたちから「社会人失格」と呼ばれたことも数多し。ぼく程度の異物を巻き込めない「社会」なんてウンコなので、これは変えていかないといけません。もっともっと日人はわがままになっていくべきです。多様な社会というのは、わがままが最大限許容される社会だとも思います。 さて、そんなぼくに対して「『多様性を認めない』という多様性を認めよ!」ということば遊びを弄してくる人がたまにいます。今日はこれについて考えましょう。 「多様性を認めよ!」とい

  • クリエイターよ、パクりまくれ!「盗む」に関する偉人の名言まとめ|イケハヤ大学【ブログ版】

    「クリエイティブの授業」というにクリエイターのための名言が多数収録されていたのでメモがてらご共有。 steal like an artist(アーティストのように盗め) 「芸術とは盗むことだ(パブロ・ピカソ)」 「未熟な詩人はまねるが、熟練した詩人は盗む。無能な詩人は盗んだものを壊すが、有能な詩人はより優れたもの、少なくとも違うものへと変える。つまるところ、有能な詩人は、盗んだものを盗む前とはまったく異なる、独特な雰囲気に変えてしまうのだ(T.S.エリオット)」 「僕がじっくり鑑賞するのは、盗めるところがある作品だけだね(デヴィッド・ボウイ)」 「オリジナリティとは何か?バレない盗作である(ウィリアム・ラルフ・イング)」 「何かを”オリジナル”と呼ぶやつは、十中八九、元ネタを知らないだけなんだ(ジョナサン・レセム)」 「自分の感性と共鳴するもの、想像を掻き立てるものなら、どんなものからで

    クリエイターよ、パクりまくれ!「盗む」に関する偉人の名言まとめ|イケハヤ大学【ブログ版】
    takahiro_kihara
    takahiro_kihara 2012/11/25
    創造的模倣、ってヤツか?
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