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ブックマーク / www.msdmanuals.com (8)

  • 離人感・現実感消失症 - 離人感・現実感消失症 - MSDマニュアル家庭版

    離人感・現実感消失症では、身体または精神から自分が切り離されたような感覚が持続的または反復的にあり、自分の生活を外から観察しているように感じること(離人感)や、自分が外界から切り離されているように感じること(現実感消失)があります。 通常は強いストレス、特に小児期の情緒的虐待やネグレクト、その他の大きなストレス(身体的虐待の経験や目撃)が引き金となって発症します。 自己または外界から切り離されているような感覚は、周期的に起こることもあれば、持続的にみられることもあります。 検査を行ってほかに考えられる原因を否定した後、症状に基づいて診断を確定します。 精神療法(特に認知行動療法)がしばしば役立ちます。 (解離症の概要も参照のこと。) 一時的な離人感や現実感消失はよくみられる症状です。約半数の人が、生涯に少なくとも一度は、自己(離人感)または外界(現実感消失)から切り離されているような感覚を

    離人感・現実感消失症 - 離人感・現実感消失症 - MSDマニュアル家庭版
  • クロストリジオイデス(以前のクロストリジウム)・ディフィシル(Clostridioides (formerly Clostridium) difficile)腸炎 - クロストリジオイデス(以前のクロストリジウム)・ディフィシル(Clostridioides (formerly Clostridium) difficile)腸炎 - MSDマニュアル家庭版

    クロストリジオイデス・ディフィシル(Clostridioides difficile[C. difficile])腸炎は、大腸(結腸)の炎症で、下痢を生じます。クロストリジオイデス・ディフィシル(C. difficile)という細菌が作る毒素によって炎症が引き起こされますが、これは通常、腸内でのこの細菌の増殖をもたらす抗菌薬を使用した後にみられます。 クロストリジオイデス・ディフィシル(C. difficile)腸炎は通常、抗菌薬の使用後に発生します。 一般的な症状は、便が少し軟らかくなる程度から、血性の下痢や腹痛、発熱まで様々です。 医師はクロストリジオイデス・ディフィシル(C. difficile)腸炎の症状がみられる人の便を検査し、ときに観察用の管状の機器を用いて大腸を調べます。 クロストリジオイデス・ディフィシル(C. difficile)腸炎が軽症であれば、原因になっている抗菌薬

    クロストリジオイデス(以前のクロストリジウム)・ディフィシル(Clostridioides (formerly Clostridium) difficile)腸炎 - クロストリジオイデス(以前のクロストリジウム)・ディフィシル(Clostridioides (formerly Clostridium) difficile)腸炎 - MSDマニュアル家庭版
  • 素行症 - 素行症 - MSDマニュアル家庭版

    素行症(行為障害とも呼ばれます)は、他者の基的な権利を侵害する行動を繰り返し起こす病気です。 素行症の小児は、わがままで他者への思いやりがなく、罪悪感にさいなまされることなく、いじめたり、他者の持ち物に損害を与えたり、嘘をついたり、盗んだりします。 診断は現在と過去の小児の行動に基づいて下されます。 精神療法が助けになることもありますが、最も効果的な治療法は、問題の多い環境から小児を引き離し、代わりに精神衛生施設などの厳格に統制された環境におくことです。 小児の行動は多様です。ほかの小児より行儀よく振る舞う子どももいます。小児が年齢にふさわしくないやり方で、規則を破ったり他者の権利を侵害したりする行動をしつこく繰り返す場合にのみ、素行症と診断されます。 素行症は小児期の後期や青年期の初期に始まるのが通常で、女子より男子ではるかに多くみられます。 遺伝的要因や環境が素行症の発症に影響を与え

    素行症 - 素行症 - MSDマニュアル家庭版
  • 脳膿瘍 - 脳膿瘍 - MSDマニュアル家庭版

    脳膿瘍とは、脳の中に膿がたまった状態のことです。 脳膿瘍は、脳以外の頭部もしくは血流に生じた感染から、または傷を介して、細菌が脳に侵入することで形成されます。 頭痛、眠気、吐き気、体の片側の筋力低下、けいれん発作が起こることがあります。 頭部の画像検査を行う必要があります。 抗菌薬を投与し、通常は針で膿瘍をドレナージするか、手術で切除します。 (脳の感染症の概要も参照のこと。) 脳膿瘍は、かなりまれな病気です。 脳膿瘍の周囲の組織には液体がたまります。その結果、周辺の脳組織が腫れて、頭蓋内圧が上昇します。膿瘍が大きいほど腫れと内圧も大きくなります。膿瘍が漏れたり破れたりして、膿が髄液(脳と脊髄を覆う組織の間を流れる体液)に入り込んだ場合は、急性髄膜炎が起こります。 脳膿瘍の原因 脳膿瘍は以下の結果として発生します。 頭部の脳以外の部位(歯、鼻、耳など)で起きた感染が脳に広がった場合 頭部以

    脳膿瘍 - 脳膿瘍 - MSDマニュアル家庭版
  • サラセミア - サラセミア - MSDマニュアル プロフェッショナル版

    サラセミアは,ヘモグロビン合成障害を特徴とする先天性小球性溶血性貧血の一群である。αサラセミアは,アフリカ,地中海沿岸,または東南アジアに祖先をもつ人々に特に多くみられる。βサラセミアは,地中海沿岸,中東,東南アジア,またはインドに祖先をもつ人々に多くみられる。症状および徴候は,貧血,溶血,脾腫,骨髄過形成の加え,輸血を複数回経験している場合は鉄過剰に起因する。診断は遺伝子検査およびヘモグロビンの定量分析に基づく。重症型に対する治療として,輸血,脾臓摘出,キレート療法,および幹細胞移植がある。 (溶血性貧血の概要も参照のこと。) サラセミアの病態生理 サラセミアは,異常ヘモグロビン症であり,最も一般的な先天性ヘモグロビン産生障害の1つである。正常な成人型ヘモグロビン分子(ヘモグロビンA)は,α鎖およびβ鎖と命名された2組の分子鎖から構成される。正常な成人の血液には,2.5%以下の割合でヘモ

    サラセミア - サラセミア - MSDマニュアル プロフェッショナル版
  • 鉤虫感染症 - 16. 感染症 - MSDマニュアル家庭版

  • 股関節の脱臼 - 25. 外傷と中毒 - MSDマニュアル家庭版

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    世の中には、あいまいで発音しにくい医学名で呼ばれる病気が数多く存在します。また、聞くと心配になるような脂肪肝といった用語もあり、怖い印象をもつ人も多いでしょう。脂肪肝という用語には、肝細胞の内部に中性脂肪(トリグリセリド)が過剰に蓄積した状態によって分類される幅広い病気が含まれています。これは実に深刻な病気であり、適切に対処しなければ健康...

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