AIに美味しいイチゴの見分け方を教えるにはどうすれば良いのだろうか。ディープラーニングを用いた食品検査を手掛ける「AgShift」の創業者兼CEOのMiku Jhaによると、その手法は3歳児にピンポン玉と卵の違いを教えるのと同じだという。 「両方とも白いが、“こっちがピンポン玉、こっちが卵”と繰り返し教えると、いずれは違いが理解できるようになる。我々の思考はそのようにできているのだ」と彼女は話す。 イチゴを検査するAIプログラムの学習にも、同じロジックが用いられている。「イチゴの痛んでいる個所を撮影した画像を何百枚も用いて、“良いいちご、悪いいちご、良いいちご、悪いいちご”といったようにモデルをトレーニングする。それだけだ」とJhaは述べた。 Jhaは、6月27日にカリフォルニア州サリナスで開催されたフォーブス主催の「アグテック・サミット(AgTech Summit)」にパネリストとして参
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