北海道庁爆破事件(ほっかいどうちょうばくはじけん)とは、1976年(昭和51年)に北海道庁舎に仕掛けられた爆弾が爆発し、2名の死者を出した事件。 1976年(昭和51年)3月2日午前9時2分頃、札幌市中央区の北海道庁本庁舎1階ロビー西側エレベーター付近で爆発が起こった。ロビーのガラスがことごとく割れ、天井が抜け落ちるほど爆発の規模は大きく、出勤途中の職員2名が殉職、80名余りが重軽傷を負った。その後、爆発したのは時限式消火器爆弾と判明。職員の出勤ラッシュ時間帯を狙った犯行であったと目された。事件後、北海道新聞社に東アジア反日武装戦線を名乗る男から「大通りコインロッカーに声明文がある」と電話があり、北海道警察は地下鉄大通駅の指定された場所でテープライターを使って片仮名で打たれた犯行声明文を発見した[1]。 犯行声明の内容は以下のようなものであった[1]。 すべての友人の皆さんへ。私達日帝本国