参院本会議後、自民党本部からの多額の入金について記者団の質問に答える河井案里氏=23日午後、国会内(春名中撮影) 自民党の河井案里参院議員は23日、昨年7月の参院選前に案里氏と夫の克行前法相がそれぞれ支部長を務める自民党支部に、党本部から計1億5千万円の入金があったと一部で報じられたことについて、事実関係を認め、「違法性はない」と述べた。国会内で記者団の取材に答えた。 案里氏は、昨年3月に同党の公認を受けるなど、参院選までの準備期間が短かったことを挙げ、「政治活動や選挙も含め、2カ月半の間に活動をしていかなければならず、短い期間に資金が集中したと考えている」と説明した。 また、この日の参院本会議で行われた代表質問で、自身の問題が取り上げられたことに関しては「威厳あるべき本会議で、私の政治資金に関する問題が取り上げられたことを政治家として申し訳なく思っている」と語った。
河井案里参院議員の事務所への捜索に向かう広島地検関係者ら(15日午前10時34分、広島市中区で)=蛭川真貴撮影 自民党衆院議員の河井克行・前法相(56)(広島3区)の妻・案里参院議員(46)(広島選挙区)の陣営が、昨年7月の参院選で車上運動員らに違法な報酬を支払っていたとされる疑惑で、広島地検は15日、公職選挙法違反容疑で、広島市内にある河井夫妻の各事務所などの捜索を始めた。地検はすでに複数の運動員から事情を聞いており、全容解明のために強制捜査が必要と判断した。 市民団体などが河井夫妻や陣営関係者について、公選法違反(買収)容疑で地検に告発状を出していた。 河井克行氏 告発状では、河井夫妻らは、案里氏が初当選した昨年7月の参院選で、複数の車上運動員に対し、公選法施行令で定められた上限額(1日1万5000円)を超える3万円の日当を支払った疑いなどがあるとしている。克行氏は案里氏の選挙運動を支
千葉県松戸市で6月、アパートに相次いで銃弾が撃ち込まれた事件で、県警捜査4課は1日、一連の事件を指示したとして、建造物損壊と銃刀法違反(加重所持、発射など)の疑いで、指定暴力団稲川会系暴力団組長で自称無職、小池正規容疑者(56)=埼玉県熊谷市=を逮捕、千葉地検に送検したと発表した。同課は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、6月30日午前5時ごろ、松戸市のアパート2軒の玄関ドアに拳銃で銃弾が撃ち込まれた事件で、配下の組員に犯行を指示したとしている。 同課はこれまで、一連の事件の実行犯として群馬県大泉町の無職、松本龍也被告(53)=同罪で起訴=ら男4人をすでに逮捕している。 同課は1日、事件に関与したとして同じ組の幹部の男(45)を指名手配した。
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