📺 スタートアップとテレビCMWebサービスやアプリのテレビCMも今では珍しくないけれど、設立後数年の未上場ベンチャーが当たり前のようにそれをやるようになったのは、ソーシャルゲームが生まれ、スタートアップが資金調達しやすくなったここ数年の話です。 歴史が浅く、PDCAを回している会社が限られていることもあってか「CMの知見」はスタートアップの間であまり出回っていません。直近でCMを実施した某社も「知らなかった」というだけでずいぶんな苦労をしたようです。そのような情報格差をなくすためにも、僕がフリル(ラクマ)でCMを打ち続けて得られたことを、できる限りシェアしようと思います。 このエントリは、個人の経験/主観/バイアスに基づいた「知見」を書いているので、その前提で読んでください。 📖 目次1. コストについて 2. クリエイティブについて 3. サービス運用について 4. 成功指標につい
2018はどんな年だったか? 今年は平成最後の年ということもあり、ニュース等でも「振り返り企画」を多く目にする師走だった。この記事では、今年話題になったCMのいくつかをご紹介しながら、去りゆく一年を振り返ってみたい。広告や企業のキャンペーンには、時代や世相を鮮やかに映し出すものもある。 ハズキルーペは拡大率高い。いろんな意味で今年なんと言っても目立っていたのは、メガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」のキャンペーンである。テレビでのオンエア量がすごいが内容もすごい。商品に対する絶大な自信がCM全体にみなぎっているのである。 渡辺謙が「ハズキルーペをかけると世界が変わる!」とまで言ったかと思うと、菊川怜はウインクしながら「ハズキルーペだーい好き」と手でハートマークをつくって見せる。最近オンエアされているバージョンでは小泉孝太郎が「ハズキルーペ、すごい…」と絶賛。 タレントが商品をむやみに褒めるだけでな
テレビCMシリーズの放映で売上を伸ばすメガネ型拡大鏡「ハズキルーペ」。商品取り扱い店舗は4万7000店となった。CMの企画からカメラワーク、スタイリングまで、クリエイティブディレクターとして総監督を務めるのが、プリヴェ企業再生グループ/Hazuki Company代表取締役会長の松村謙三氏。その広告効果について聞いた。 オーナーだから、すべてのリスクをとっている Hazuki Companyは、松村謙三会長率いるプリヴェ企業再生グループによって2007年に買収された後、独自の商品「ハズキルーペ」を開発。自社工場で大量生産できる体制をとり、製造、販売している。本体価格は1万167円。現在、広告媒体費を年100億円かけ出稿量を増やし、ブランドを育てている。 「世の中の文字は、小さすぎて見えなーい」と俳優の渡辺謙さんが叫ぶ60秒CMが2018年ブレイク。続編「武井咲×小泉孝太郎×舘ひろし編」は、
メディア、手法、表現が多様化し、マス広告の「マス」の位置付けが変わりつつある現在、従来のように「誰もが知っている」という広告が少なくなってきています。そんな中、今年で3回目、平成最後となる「ブレーン広告グランプリ」を実施しました。2018年に多くの人の心をとらえた広告、話題を集めた広告は、一体何であったのか。ブレーン編集部では読者の皆さまにご協力いただいたアンケートを集計し、グランプリを含む10点の作品を選出。読者の皆さまから寄せられたコメントと共に、編集部が今年1年の広告と広告界を振り返りました。 発表!読者が選ぶブレーン広告グランプリ2018 GRAND PRIX Hazuki Company/ハズキルーペ テレビCM GOLD 宝島社/企業広告 「あとは、じぶんで考えてよ。」「サヨナラ、地球さん。」 新聞広告 SILVER サントリービール/オールフリー 「生きてるっ!」篇 テレビC
気になるあのCMの演出やキャスティングについてディレクターにインタビュー。今月は、昭和のビールの広告風の演出が強烈なインパクトを残す山本漢方製薬の青汁のCMについて、菊池浩史さんに聞く。 社名を残すことにこだわったCM 「ヤマカン」と赤い字で大きく書かれた海パンをはいた俳優の原田龍二さん、同じくヤマカンビキニを着たタレントの柳ゆり菜さんが、夏のビーチで、青汁をジョッキで美味しそうにゴクゴクと飲む。「♪大麦~♪若葉の~♪山本~♪漢方」と耳に残る歌、不自然なハイテンション、どこか懐かしい昭和レトロ感…。色々な要素が押し寄せ忘れられなくなる、中毒性のあるCMだ。 クライアントは、名古屋に本社を置く山本漢方製薬で、本格的な全国CMはこれが初めて。青汁では9年連続売上No.1とトップシェアを誇っているが、競合商品も多数ある中で、看板商品の「大麦若葉」と会社名が結びついていないことが課題となり、今回の
映像制作・動画制作を行うベンチャー企業THINGMEDIA株式会社(読み:シングメディア、本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中 博之)は、2018年9月18日、株式会社Voicy(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役CEO:緒方 憲太郎)と共同で、『今日を彩るボイスメディア「Voicy」』の企業CMを公開したことをお知らせいたします。 当社が展開する映像制作事業や映像ディレクション事業では、視聴者に伝わりやすく綺麗な映像を制作するだけでなく、映像から熱量やストーリーを感じられるようなコンテンツ化と、企業の魅力を引き出すメイキングムービー、SEOを軸としたWeb集客が可能であることが特徴です。 今回の取り組みは、当社が応援したい企業の動画制作を行う「勝手にCMギブ企画 第一弾」の一環として実施されました。動画化には、物事の本質的な魅力をより引き出すためのヒアリングを綿密に重ね、ボイスメディア
ニベア花王は、制汗デオドラント剤「8×4ワキ汗EX」のプロモーションの一環として、6秒のミュージックビデオ(以下、MV)を4月25日より、専用WEBサイトおよびYouTubeバンパー広告にて公開した。動画は短編6本と本編(長編)の計7本がある。 <【ON TIME】電車編(6秒)> 本MVの舞台は、満員電車や名刺交換といった仕事中のオンタイムのほか、ジムやディナーなど休日のオフタイムでの「ワキ汗をかきやすいシチュエーション」。曲名であり、歌詞に何度も出てくる「Why can I say EX?」は、そのフレーズを何度も聴いているうちに「ワキ汗EX」に聞こえてくる、空耳ソングになっている。 今回、MVのシンガーにはカラフルでポップな楽曲で注目を集めるバンド“CzechoNo Republic”のタカハシマイさん、ラップにはブラックミュージックを中心に活躍するBlowさんを起用した。 スタッフ
スマートフォンの動画広告は、生活者にすっかり浸透したフォーマットになった。そんななか資生堂は昨年、グローバルで展開しているSHISEIDOより、ミレニアル世代をターゲットにした新しいスキンケアライン「WASO」をローンチ。動画ベンダーのTead(ティーズ)の協力のもと、スマートフォンを中心とした意欲的なブランディング戦略を展開している。 いまや動画広告の主戦場はPCではない。スマートフォンだ。 資生堂は昨年、グローバルで展開しているSHISEIDOの新スキンケアとして、和食にインスピレーションを得た「WASO(ワソウ)」をローンチした。そのとき同社は、ターゲットをミレニアル世代に振り切り、スマートフォンを中心としたデジタル上で認知から購買まで図るという、意欲的な戦略を展開している。 WASOは、パリでのプロモーション、および10月の日本デビューの際、Teads(ティーズ)のインリード広告を
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