印刷 暗闇のなか着陸するスペースシャトル・アトランティス=21日午前5時56分、米フロリダ州ケネディ宇宙センター、行方写す暗闇のケネディ宇宙センターに帰還したスペースシャトル・アトランティス(米フロリダ州、NASAテレビから) 米航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・アトランティスが米東部時間21日午前5時56分(日本時間同日午後6時56分)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターに帰還した。シャトル計画は1981年の初飛行以来、30年の歴史に幕を閉じた。 アトランティスは着陸の1時間前、エンジンを噴射して、地球を回る軌道を離れ、約30分後に大気圏に再突入した。その後、グライダーのように滑空しながら滑走路に着陸した。今月8日に打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)に機材や物質を届け、13日間の飛行を無事終えた。 これで現存のシャトル3機すべてが退役し、博物館で展示される。 ス