米半導体大手エヌビディアが快走を続けている。18日に開いた自社イベントでは生成AI(人工知能)に使う半導体の新製品を発表した。ジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)はより高度化するAIを動かすのに「巨大な半導体が大量に必要になる」と強調した。課題だった製品供給も拡大し、品薄感は徐々に薄れていく見通しだ。「今日はコンサートではないよ」。エヌビディアが18日に米西部カリフォルニア州サンノゼで開
日本赤十字社(日赤)は8月24日、「関東大震災100年プロジェクト」の一部として計画していた、生成AIを使った企画展示とWebサイトへの掲載を取りやめると発表した。「本来の意図が伝わらず一部で誤解を招いた」としている。 取りやめるのは、東京都支部が企画した「100年前の100人の“新”証言 ~データとAIで紐解く、あの日に起きたこと。」。東京都支部の1階エントランスの壁に飾られている、関東大震災当時の赤十字の救護活動を伝える絵に描かれた避難民たちをモチーフにした。 ChatGPTをベースとするLLMに当時の文献60万字以上の情報を読み込ませ、震災発生当日に起こったことを被災者が語るショートストーリーを作成した。100人のうち20人については人物画像もAIで生成した。 しかし企画内容が報じられると、SNSを中心に「証言を生成はない」「AIねつ造」「冒涜では?」など批判的な声が多く上がった。中
ユーチューブに公開された生成AIで作成・加工されたとみられる女性の動画。投稿したアカウントは現在停止されている 生成人工知能(AI)によって作成・加工されたとみられる若い女性の扇情的な動画が、交流サイト(SNS)上などで拡散されている。一見しただけでは生身に見えるほど精緻で、再生回数が数百万回に達するものも。より性的に過激な動画へ誘導するものもあり、専門家は「アクセスを稼いで収益をあげる仕組みが確立されていることが背景にある」と指摘する。 「ミス東大」モデルのような容姿の若い女性が、画面を向きながら公園や屋外を1人で歩く数分の動画。SNSのインスタグラムや動画投稿サイトのユーチューブなどに昨年から登場した、あるアカウントから投稿されたものだ。 「ノーブラ散歩」などの刺激的なタイトルがつけられ、プロフィル欄には東京大学の理系学生をうたい「ミス東大」を目指すなどと記載。他にも、服を着た状態で下
米OpenAIの共同創業者でもある実業家のイーロン・マスク氏が2月29日にOpenAIとサム・アルトマンCEOを契約違反で提訴したことについて、同社幹部は社内メモで「マスク氏の主張は現実を反映していない」と語った──。このメモを入手した米Axiosなど複数のメディアが3月1日に報じた。 マスク氏は、OpenAI設立時、アルトマン氏が「人類のためにAIを開発するオープンソースの非営利企業を設立する」と語っていたにもかかわらず、米Microsoftが出資するOpenAIが営利を追求しており、また、GPT-4をオープンソースにしていないのは契約違反だと主張している。 OpenAIはMicrosoftとの提携で、AGIの開発に成功した場合、AGIにはMicrosoftのライセンスは適用されなくなるという契約条件だが、GPT-4は既にAGIであり、ライセンスを適用するべきではないともマスク氏は主張す
バンダイナムコエンターテインメントがPC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S 向けに1月26日に発売した『鉄拳8』。本作の機能「AIゴースト」に関して、弟を亡くしたプレイヤーからある質問が海外掲示板Redditに投稿された。その投稿は話題になり、本作のディレクターを務める池田幸平氏と、プロデューサーを務める原田勝弘氏が反応し、その想いは残されることとなった。 『鉄拳8』は対戦3D格闘ゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)およびPS5/Xbox Series X|S。本作の舞台は前作『鉄拳7』より半年後の世界。三島一八は作中に登場する架空の企業G社の代表として世界掌握を進める。彼の息子である風間仁は、G社の侵攻を阻止し、そして自らに流れるデビルの血の因縁に決着をつけるため、一八との決着をつけようとする。それは再び世界を巻き込んだ闘争へ発展していくこととなる。 参
岸田総理大臣の偽画像などがSNSで相次いで広がっています。写真が合成されたものや、実際の映像を切り貼りして異なる文脈で使ったものもあり、専門家は生成AIなどで加工が簡単になっているため、政治に関するフェイクも増えているとして注意を呼びかけています。 2月12日以降、旧ツイッターのXでは、岸田総理大臣がソファに座って足を組んだアメリカ政府の高官ににらみつけられているようにも見える偽の画像が出回りました。 画像は2022年4月のアメリカ政府の高官とブラジルの外務大臣が面会した際の写真を岸田総理大臣に置き換えたもので、指の形が不自然で背景の一部がゆがみ、じゅうたんの柄やいすのひじ掛けなどが加えられていました。 この偽画像を投稿したのはロシアを支持する投稿を繰り返しているアカウントで、転載されたものを合わせて70万回以上見られていました。 また、岸田総理大臣の発言の映像を切り貼りして、「日本人の割
この記事は、2023年12月22日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 2023年10月、香川県三豊市が市民向け案内支援サービスへのAI(人工知能)本格導入を取りやめるとリリースを出しました。ごみ出し案内にOpenAIの「ChatGPT」を活用するというプロジェクトですが、実証実験中に正答率が「本格導入決定ラインであった99%」(同市のリリースより)に届かなかったため、断念するということです。先日、この件について三豊市にインタビューを行った記事がITmedia NEWSに掲載されました。興味深い話なので、詳細は記事を読んでいただければと思います。 さて、読後、筆者の心にはどうにももやもやしたものが残りました。理由は幾つかあるのですが、まず出てくるのは、「なぜ99%を目標に据えてしまったのか」という疑問です。リリースによる
Midjourneyの生成画像。12月のアップデートのv6では、写真と変わらないような画像が生成されることが話題となっている。この画像のような世界を動き回れるようになるのだろうか(筆者作成) 画像生成AIサービス「Midjourney」のオフィスアワーがあったのが1月4日。アメリカ時間で1月3日ですかね。オフィスアワーというのは、MidjourneyがDiscord上で月に1回開いて、いろいろユーザー向けに今後どのようにサービスが展開されるのかを説明するミーティングです。その会合に参加していたNick St. Pierreさんの報告によると、Midjourneyのデイヴィッド・ホルツCEOが「2024年末までにホロデッキに到達できる」と話したと言うんですね。「2024 年末までには、リアルタイムのオープンワールドが実現できればと思っています」とも言い、画像生成AIが、単にイラストといった画
Microsoft Copilot Pro「全世界のWindowsユーザーが生成AIを意識せずに、当たり前のツールとして使いこなす未来」- Blog 2024/1/7 Copilot Pro が個人でも利用可能になったので、大まかにCopilotの全体像を理解した上で、操作しながら試してみました。 私はMacユーザーですが、Copilotを検証するために先週からWindowsをメインにしています。WordやPowerPointはまだ慣れていないので、今日は記録のみ掲載。 Copilot ProCopilot Pro パフォーマンスを高速化し、創造性を高める機能を希望するユーザーには、Copilot エクスペリエンスを向上させる Copilot Pro がおすすめです。この月額サブスクリプション製品には、Copilot のすべての機能に加え、次を実現する機能が含まれています。 ・ピーク時でも
2023年は、AIの得手不得手がある程度明確になった1年でした。来年は精進して私の仕事をもっと奪ってほしいものです。 2023年が終わりますね。今年のIT的な話題といえば、やっぱり生成AIです。 2022年後半から画像生成AIが大きな話題になり、同年11月末に「ChatGPT」が登場。「AIが人間の仕事を奪う」などとも言われました。フリーライターの筆者は「いよいよ、自分の仕事がなくなってしまう」とメンタルが不安定になり、カウンセリングでその不安をぶちまけていたぐらいです。 あれから1年。「あの不安は何だったんだろう」と思うぐらい、筆者の仕事は変わっていません。むしろ、生成AIのおかげで楽になったり、楽しくなったり、これまで難しいと思っていた新たな分野に挑戦できたりしています。逆に、「これはAIにもできるかも?」と思った仕事が意外と全然できなくて、びっくりしたりしています。 AIが得意な仕事
AI技術の発展によって、実写と見分けが付かない精巧な画像を作成できるようになりました。しかし、画像生成AIで作成した精巧な画像は偽情報の拡散に用いられる可能性があるため、画像生成AIによって生成した画像とカメラで撮影した本物の写真を正確に見分ける技術の開発が求められています。新たに、キヤノン・ニコン・ソニーといったカメラメーカーが写真に「実写であることを証明するデジタル署名」を埋め込む技術を開発していることが報じられています。 ニコンやソニー、「AI偽画像」防ぐカメラ 電子署名で - 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC21C520R21C23A2000000/ Nikon, Sony and Canon fight AI fakes with new camera tech - Nikkei Asia https://asia.ni
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く