実は先週いっぱいちょっとソワソワしていました。その理由はこれです。 ソフトバンクG、サムスンとアーム巡り提携協議 孫氏が韓国訪問へ これは9月の記事ですが、先月下旬頃から、ソフトバンクの孫さんが韓国を訪問してアArmに関する戦略的提携についてサムスン電子と協議する、というニュースがあちこちに載るようになっていました。(一般紙である朝日が取り上げるくらいですから、その注目度が伺えます) その後、孫さんが10月1日に実際に訪韓したというニュースが流れ、どのような協議が行われるのかが注目されていました。 ソフトバンクの孫会長が訪韓...サムスン電子のイ副会長とアーム関連議論の見通し 交渉がうまくいけば、先週中になんらかの発表があるのかも知れないと思っていましたが、今のところ特に大きなニュースはありません。9日付けのエコノミストの記事でも「韓国サムスン電子とソフトバンクグループ(SBG)との戦略的
NVIDIAおよびソフトバンクグループは2022年2月8日(米国時間で同7日)、2020年9月に発表されたNVIDIAへのArm売却契約を解消したと発表した。「NVIDIAおよびソフトバンクグループは誠実な努力を続けてきたが、規制上の課題に鑑み、本契約を解消することに合意した」とし、規制当局の理解が得られなかったことを示唆した。 NVIDIAおよびソフトバンクグループは2022年2月8日(米国時間で同7日)、2020年9月に発表されたNVIDIAへのArm売却契約を解消したと発表した。「NVIDIAおよびソフトバンクグループは誠実な努力を続けてきたが、規制上の課題に鑑み、本契約を解消することに合意した」とし、規制当局の理解が得られなかったことを示唆した。ソフトバンクグループは今後、Armの株式公開の準備に着手し、2022年度中の株式上場を目指す。 NVIDIAのCEO(最高経営責任者)を務
NVIDIAは2021年4月12日(米国時間)、データセンター向けCPU「Grace」を発表し、CPU市場に正式に参入した。同CPUは、大規模なAI(人工知能)やHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)市場向けに、GPUと組み合わせる設計となっている。 NVIDIAのCPU「Grace」(基板の左側)や、データセンターやスーパーコンピュータにおいて、GPUアクセラレーターとともに搭載されるよう設計されている 出典:NVIDIA(クリックで拡大) NVIDIAのCEOであるJensen Huang氏は、同社が開催中の「GPU Technology Conference(GTC)」の基調講演で、「今日、われわれは現代のデータセンターの基本構成要素となる、新しいコンピュータを紹介する」と語った。「Graceは、最新のGPUアクセラレーションコンピューティング、Mellanoxの高性能ネット
この記事は、2020年7月7日発行の「製造マネジメント メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。 「富岳」が世界1位になった日、Armが手に入れた2つの勝利 2020年6月22日、理化学研究所と富士通が共同開発したスーパーコンピュータ「富岳」が、スーパーコンピュータランキング「TOP500リスト」で1位になったことが発表されました。日本のスーパーコンピュータがTOP500リストで1位になったのは、同じく理化学研究所と富士通が開発した「京」の2011年11月以来となります。 関連記事 ≫MONOistメールマガジン編集後記バックナンバー スパコン性能ランキングで日本がトップに、TOP500は「富岳」でGreen500は「MN-3」 2020年6月22日に、オンラインで開催中のHPCの国際会議「ISC2020」で発表された複数のスーパーコンピュータランキ
既報の通り、英国のArmはISG(IoT Service Group)として展開してきた「Pelion IoT Services」とトレジャーデータ(Treasure Data)のCDPなどのサービスについて、これをソフトバンクグループ(以下、ソフトバンク)に移管するという提案を行ったことを明らかにした。本稿では、このニュースを深堀りしてみたいと思う。 ⇒連載「Arm最新動向報告」バックナンバー 「ArmのIoT事業」とは何か そもそも、現在のISGが提供する製品はこちらのWebサイトにまとまっているが、大まかに分けて以下の4つになる。 Pelion IoT Platform(図1) IoT向けクラウドサービスの総称。図1の中のDeviceに対して、Connectivity Management Service、Device Management Service、Data Manageme
2018年11月25日~30日に米ラスベガスでAWS(Amazon Web Services)のカンファレンスイベント「AWS re:Invent 2018」が開催され、いろいろと関連する発表がありました。中でも気になったのが、Amazonが自社開発したプロセッサ2種の発表です。 新プロセッサの1つ目は、AWSサーバ用に開発されたARMベースの「AWS Graviton」です。 アマゾンがクラウド専用の独自チップを開発した理由 AmazonはIntelからカスタムプロセッサの供給を受けており、AMDとも専用プロセッサを共同開発していたはずですが、いつの間にか自前のプロセッサを作っていたようです。 GoogleがAI専用プロセッサのTPUを開発し、MicrosoftもFPGAベースのAI処理基盤を作るなど、プラットフォーマーが自社でプロセッサを開発する例が増えています。昔はハードウェアは外部
米Microsoftは2017年3月8日(米国時間)、英ARMのアーキテクチャに基づくプロセッサを搭載する「ARMサーバー」を採用したと発表した。米Qualcommや米Caviumなどのサーバー用ARMプロセッサを利用。「Windows Server」をARMプロセッサに移植して検証を開始した。 1990年代から2000年代初期にかけて「Wintel」と呼ばれるほど米Intelとの関係が深かったMicrosoftによるARMサーバーの採用は、IT業界に大きなインパクトを与えそうだ。ARMのサーバーシステム担当シニアディレクターのCasey Axe氏は同社の公式ブログで「(MicrosoftによるARMサーバーの採用は)サーバー市場における競争を加速させる可能性がある」と強調した。 MicrosoftはARMサーバーの採用を、同日に米シリコンバレーで開催されたイベント「OCP Summit
「pepper world 2017」(ソフトバンクらが2017年2月8・9日に東京で開催)の基調講演などのために来日した英ARM社のIan Ferguson氏(VP Worldwide Marketing and Strategic Alliances)に話を聞いた。ソフトバンクグループ(以下、ソフトバンク)傘下になった功罪や、IoTを狙うことでの戦略の変化、話題の「RISC-V」についても語った。 最初に、ソフトバンク傘下になって良かったことと、困ったことを聞きたい。 Ferguson氏 良かったことは株主が1社になったことだ。ソフトバンクに買収される前、株主は4万人を超えており、さまざまな要求を聞かなければいけない上、四半期ごとに決算レポートを出す必要があった。 買収後は株主は1人(1社)になった。その株主は短期的な利益よりも長期的なビジョンを重視しており、四半期ごとの決算レポート
ソフトバンクグループは9月5日(グリニッジ標準時)、英ARM Holdings(以下「ARM」)の買収を完了したと発表した。総額約240億ポンド(約3.3兆円)で、ARMのすべての株式(ソフトバンクおよびその子会社の保有分を除く)を現金で取得した。 同社は7月にこの買収を明らかにした。ソフトバンクの孫正義社長は、「今回の投資の目的はIoTがもたらす非常に重要なチャンスをつかむことにあり、ARMは、当社グループの戦略において重要な役割を果たしていく」とし、向こう5年間で英国におけるARMの従業員数を少なくとも倍増させ、ソフトバンクグループ内において独立した企業として、現在と同じく英国ケンブリッジを本拠地とすると説明した。
ソフトバンクがARM Holdingsを買収することで合意したと、相次いで速報が流れています。日本時間の7月18日(午前11時)、米国も欧州もまだ7月17日日曜日の夜か18日月曜日の早朝です。 (7月18日19時16分追記:日本時間7月18日18時から、ソフトバンクが記者発表で正式に発表しました。「 [速報]ソフトバンク、ARM買収を正式発表。孫氏「次の大きなパラダイムとしてIoTが来ている」。ARMの独立性は維持」) CNBCがツイートで速報。報道によると買収額は320億ドル(1ドル105円で約3兆3600億円)。 BREAKING: SoftBank agrees to acquire semiconductor giant ARM Holdings for more than $32B - FT (corrects price) — CNBC Now (@CNBCnow) 2016年
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