株式会社コアは、2018年度開始予定のみちびき4機体制によるCLAS(センチメータ級測位補強サービス)商用化への取り組みを開始すると発表しました。この発表に伴いマルチGNSS対応の受信機の開発に着手し、GNSSベースバンドLSIを2018年夏にリリースし、顧客の要望に合わせてカスタマイズ可能な受信機を提供する予定です。 CLASは、補強対象の信号が複数のシステム、及び複数の周波数帯にわたるマルチGNSSであることを前提としています。コアがリリースを予定しているGNSSベースバンドLSIについても、GPSとみちびきに加えてGLONASSやGalileoへの対応を予定しています。マルチGNSS対応では受信機のベースバンド回路規模が増大するため、ベースバンド部分をLSI(大規模集積回路)化することで低コスト、小型、低消費電力な受信機を実現します。 CLASの活用シーンとしては、1)測量・建設にお
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