About SDR(Software Defined Radio)や測定器などコンピュータに関係したRF技術についてのメモです。時折キットを頒布しています。 Ask me anything GPSは携帯電話やカーナビなど実に至る所で使われています。数多く使われているだけあって、その価格も非常に安価になってきています。下の写真は先だって入手してみた、今回の主題とは別のGPSモジュールです。Droneなどの自律飛行のために、Arduinoベースのフライトコントローラに接続して使うもののようです。載っているGPSのモジュールは、ublox NEO-6Mという小型のもので、パッチアンテナも付属しており、電源5Vが2本、シリアルの入出力で2本の計4本の接続だけでこのままで使うことが可能です。ちゃんとバックアップバッテリやEEPROMも搭載されており、たとえ外部からの電源が途切れても短時間で測位を再開
デジタルTV放送(DVB-T)受信用として安価に販売されているUSBドングルが、SDRのフロントエンドとして使えるらしいことを知りました。これは試してみなければと思い、さっそくebayで注文してみました。この手のガジェットは中国から販売されるものが多く、ebayで購入したとしても販売元は中国だったります。送料無料の出品もたくさんあります。今回は$19(1500円ちょい)で購入しました。支払いはpaypal。注文から15日ほどで香港(HK)から届きました。 中身は、小さなドングル、アンテナとカードが一枚のみです。ソフトウェアのシリアルが記載されていましたがこれは使いません。aliexpressのURLも記載されていたのでそちらでも買えるようです。 さっそくMacに接続してみます。 無事にUSBデバイスとして認識しています。 GNURadioで使ってみます。とはいえGNURadioを使うのは初
About SDR(Software Defined Radio)や測定器などコンピュータに関係したRF技術についてのメモです。時折キットを頒布しています。 Ask me anything 今年、超小型のLinuxとして話題だったRaspberry PiをRTL2832Uドングルのサーバとして試用してみました。比較的簡単にビルドし、動作させることができました。 小型のLinuxをRTLサーバにすることによって、アンテナ直下にドングルとLinuxを置いて、EthernetやWiFiでアクセスすることが可能になります。まずは実験ということでrtl-sdrを動作させて、gnuradioから利用する手順を書いてみます。 RTL2832Uドングルに対応したSDRソフトウェアは、その制御にosmocomで公開配布されているlibrtlsdrというライブラリを利用しています。このライブラリはRTLドング
gqrxというGUI付きのSDRソフトウェアがあるとのことなので、試してみることにしました。ところがソースをダウンロードしてビルドしようとしたのですが、OSXには無いlibpulseが必要とのことで引っかかっていました。ググってみたところ、なんとMac OS用にポーティングしビルド済みのバイナリがDekarさんのblogで配布されていました。これを試してみたところなんとも簡単にRTLドングルを使っていろいろ受信することができましたので、紹介したいと思います。 http://dekar.wc3edit.net/2012/09/30/osx-port-of-the-awesome-gqrx-sdr-software/ ページ中程にあるqgrx_4.dmg(ディスクイメージ)をダウンロードして開くとアプリが入っています。これをアプリケーションフォルダ等お好きな場所にコピーするだけです。ドライバも
About SDR(Software Defined Radio)や測定器などコンピュータに関係したRF技術についてのメモです。時折キットを頒布しています。 Ask me anything さて、gqrxをソースからビルドしたいのですが、gqrxは内部でgnuradioを使用しています。最初インストール済だったgnuradio 3.6でgqrxをビルドしようとしたのですが、エラーで失敗してしまいました。最新のgqrxはgnuradio 3.7が必須なようです。これを機会にgnuradioのバージョンを3.7に上げることにしました。現在の最新版gnuradio-3.7.2.1を使用することにします。せっかくなのでbrewのFormulaを修正して、gnuradio 3.7をbrewでインストールできるようにしてみます。さらにbladerfの対応も付け加えたいと思います。 OSのバージョンは1
About SDR(Software Defined Radio)や測定器などコンピュータに関係したRF技術についてのメモです。時折キットを頒布しています。 Ask me anything 引き続きbladeRFを試していますが、Macでも使えるようになりましたのでメモしておきます。以前OSX 10.6でGNURadioをセットアップしましたが、最新のMountain Lion 10.8でもセットアップできました。 bladeRFのコードは毎日のように更新されていますが、先日のアップデートでlibusb対応になりLinuxカーネルドライバが不要になりました。WindowsやMac OSXでもコード上の互換性は問題無くなったはずですが、公式サイトやフォーラムでは、Mac OSXでの利用法がまだ出ていませんが、試してみたところうまくいったのでそのまとめです。 使用した環境ですが、Mountai
2月にkickstarterで申し込んでから半年以上が経過してしまいましたが、ようやくbladeRFが到着しました。7月末から出荷開始されていたようなのですが、海外組は後回しにされたせいか、今回のbladeRFが出荷されたのは8月半ばでした。 2/3 kickstarter6/16 nuand.comのサイトで本申し込み8/13 出荷8/17 羽田着8/23 到着価格は$400+送料$15だったのでおよそ4万円強。受領時に内国消費税と通関手数料合わせて1300円を支払いました。 基板は黒レジストにgold platingでとても奇麗に製作されています。シルクでDesigned and Assembled in San Francisco, Californiaと記されているのはAppleっぽい感じです。インターフェースはUSB 3.0でケーブルが同梱されています。 さてbladeRFを使用
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