これからの時代、中小・零細企業は、正社員を雇用することがとても難しくなります。理由は、はっきりしていて、社会保険の半分を負担することに中小・零細企業が耐えられなくなっているからです。たとえば、給料20万円を支払うとしても実際の負担は、社会保険も含めると約23万円になります。国は社会保険未加入問題で、建設業者に対して強い姿勢を打ち出しました。それは一部分では成功したものの、一人親方が増えたこともあり、必ずしも建設職人の正社員化が進んだとも言えません。専門工事業者の中には、あまり褒められたことではありませんが社員に独立してもらったケースもありました。やっていることは変わりませんが、こうすると社会保険の適用除外になるのです。 一人親方というと建設業界のフリーランスとも言える存在ですが、仕事の方法は、コネを使い仕事がある時に、一人親方を集め、仕事を遂行する方法が主流になっています。最近、一人親方の