著者プロフィール:臼北信行 日本のプロ野球や米メジャーリーグを中心としたスポーツ界の裏ネタ取材を得意とするライター。WBCや五輪、サッカーW杯など数々の国際大会での取材経験も豊富。 侍ジャパンに日本中が熱い視線を投げかけている。第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開幕。日本代表・侍ジャパンは初陣で格下のブラジルを相手にまさかの大苦戦を強いられたが、3月4日の中国戦では大勝、2次ラウンド進出を決めた。 今大会で日本代表の面々に課せられているのは、言うまでもなく3連覇。国民の期待を一身に受け、日の丸を背負いながら戦うプレッシャーは並大抵のものではない。 だが、いくらプロ選手といえども、われわれと同じ人間だ。2月15日開始の宮崎合宿から長きに渡って代表の一員として拘束され、「JAPAN」のユニホームを着続けていれば、ストレスは当然溜まってくる。 大会期間中、彼らは何を“息抜き”と