昨年9月に『花燃ゆ』の語りを池田が担当することが発表されると、「シャアが大河に」とネットでも話題になり、一気に拡散した。『ガンダム』とは全く別作品なので一線を画する姿勢を示しているが、「僕が語りをやらせていただくことで、これまで大河ドラマを観ていなかった方々にも興味を持っていただけたらいいですね」と話す。 「個人的には特に若い世代にこそ、観てほしい」という池田は「宇宙世紀だけではない、ということです(笑)」と洒落たことをさらり。「日本にも歴史があって、幕末という時代を生き抜いた人がいて、志半ばで死んでいった人もいる。語りをとおして、当時の若者たちの熱気と“におい”を届けられたらいいですね。何か見つけてもらえたらうれしい」と意気込みを語った。 収録が始まる前、「杉文(すぎ・ふみ)という市井の女性の目線で幕末を描いていく作品なので、語りを彼女の視点に寄り添ったものにするのか、それとももっと客観