安倍総理大臣は、今のハイビジョンより画質がはるかに鮮明な「8K」と呼ばれる映像技術の医療分野への応用について説明を受け、「国民の医療だけでなく、国際的にも大きな魅力になる」と述べ、こうした先端技術に対する支援を進める考えを示しました。 安倍総理大臣は、29日に総理大臣官邸で、8K技術の医療分野への応用について検討してきた政府の検討会のメンバーらから映像を見ながら説明を受けました。このうち、内視鏡レンズに8Kカメラを組み合わせて行われた試験的な手術を紹介したミニ番組では、より微細な血管まで映し出され、安倍総理大臣も映像に見入っていました。 安倍総理大臣は「8Kの技術は、内視鏡手術を飛躍的に深化させ、手術の成功率も上がることが実感できた。こうした先端の医療技術を支援することが、国民の医療だけでなく、国際的にも大きな魅力になる」と述べ、こうした先端技術に対する支援を進める考えを示しました。