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ブックマーク / honz.jp (2)

  • 『妻と飛んだ特攻兵』 - 大空に舞った白いワンピース - HONZ

    ごく稀に、年に数回ほどだが、まるで導かれたかのように一冊のと遭遇することがある。書の強烈な磁力は、完成されたグラフィック広告のような表紙から発せられていた。 タイトルと写真を見た時の「この女性が!」という驚き。続いて副題の「8・19満州、最後の特攻」を眺める。「満州に特攻隊?」「8月19日って、終戦後のことなのか?」など、次々に湧き上がってくる疑問… まるで映画のエンディングのようなシーンから書は始まる。 ”「女が乗ってるぞ!」 滑走路を走る飛行機の後部座席に、さらさらと風になびいている長い黒髪が見えたのだ。そしてほどなく群衆は、あの白いワンピース姿の女性も忽然と姿を消したことに気づいたーーー。” 九七式戦闘機に乗っていたのは、ソ連軍戦車に特攻しようとする谷藤徹夫少尉(当時22歳頃)。そして見送りにきていたはずの・谷藤朝子(当時24歳頃)が、いつの間にか後部座席に。1945年8月1

    『妻と飛んだ特攻兵』 - 大空に舞った白いワンピース - HONZ
    tamuo
    tamuo 2013/06/21
    この手の話は2,3年後にはドラマ化なんだろうな。感動が薄くならないうちに本で読みたい。
  • 『誰も知らなかったココ・シャネル』 - HONZ

    シャネルNo.5。1921年に売り出されて以来90年以上、香水の代名詞である。現在でも「30秒に1」売れ続けているのだそうだ。 貧しい行商人の子として生まれ孤児院で育ちながら、その美貌と才気で上流階級の男たちの心をつかみ、「フランスのエレガンス真髄」にまでのし上がったココ・シャネル。「自分で稼ぎ、自由に愛し、男の指図を受けずに望むままに生きたい、という女性たちの欲求と女性解放の旗頭」として、ごてごてと飾り立てたドレスの中から女性たちを救い出したココ・シャネル。何事にも果敢に挑戦し、勝利を勝ちとる英雄的女性の伝説… しかし、一方で語られてきたように、シャネルにはナチスの協力者としての顔があった。 シャネルの死後まもなく、その生涯と業績をたたえる公式展「シャネルに捧げるオマージュ」が1972年10月にパリで行われると発表されたが、開催直前に延期を余儀なくされる。ナチスによるパリ占領時代にドイ

    『誰も知らなかったココ・シャネル』 - HONZ
    tamuo
    tamuo 2012/09/07
    うへー、これはビックリ!! ココ・シャネルはナチスのスパイだったというのも、対独協力者に対する酷い仕打ちとか、歴史の表舞台からは抹殺されてる事柄は興味深い。
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