ITエンジニアなどデスクワークが多い人たちは、長時間椅子に座りっぱなしになることが多い。しかし長時間の座りっぱなしでいると、下半身の血行などが悪くなり、健康に害をなす恐れがある。立って仕事ができるようにスタンディングデスクなども流行ったが、技術でこれを解決しようと「座りすぎ検知システム」を開発したITエンジニアがいる。 AIベンチャー・PKSHA Technology(東京都文京区)に所属するソフトウェアエンジニアの中村光伴さんは、イスに着席していた時間を検知するシステム「座りすぎ検知システム」を開発。またの名を英訳の「CHair ResidesNce Observing System」から取って「クロノス」とも呼ぶ。 中村さんは2024年にPKSHAに入社した新卒エンジニア。学生時代から競技プログラミングに取り組んでいたが社会人になった後は、デスクの前で座っている時間がより長くなった。「
