2015-03-05 「焼山の噴火は要警戒レベル」…妙高市の火山地質学者が警告 ニュース 国の火山噴火予知連絡会長である東京大学名誉教授の藤井敏嗣氏が、このほどテレビ番組の中で、2014年9月に起きた御嶽山(岐阜・長野県境)の噴火などを例に挙げ、「(日本は)火山の活動期に入ったかもしれない」と注意を呼び掛けた。2014年は阿蘇山(熊本県)や口永良部島(鹿児島県)が噴火し、草津白根山(群馬県)、吾妻山(福島県)、十勝岳(北海道)で噴火警戒レベルが引き上げられるなど、活動期に入ったとみられる兆候が現れている。新潟県上越地方や北信濃にかけて唯一の活火山である焼山(2400m)が噴火する可能性はあるのだろうか。その場合、どんな被害が予想されるのだろうか。 このほど、焼山について半世紀にわたる研究成果をまとめた『新潟焼山火山-その素顔と生い立ち-』を自費出版した妙高市渋江町の火山地質学者、早津賢二氏