Adobeは2019年11月4~6日にロサンゼルスで開催したクリエイティブの祭典「Adobe MAX 2019」で、コンテンツの透明性に関して、Twitter、The New York Timesとの提携を発表した。 Adobeは、事実ではない情報に信憑性を持たせることができるいわゆる「ディープフェイク」の対策に、積極的に取り組む姿勢を見せた。 「Content Authenticity Initiative」と呼ばれる今回の発表は、コンテンツ制作アプリ企業、SNSプラットフォーマー、メディアが手を組み、そのコンテンツがどのように作られたのかを明示できるようにする業界標準を確立する。 Adobeのゼネラルカウンシル、ダナ・ラオ氏はインタビューで、「消費者が誰のコンテンツを信じるか? どのように制作・編集されたコンテンツを真実だと評価するか?という判断材料を提供する取り組み」であると説明した