米調査会社のIDCは5月3日(現地時間)、2012年第1四半期(1~3月)における世界のタブレット端末出荷に関する調査結果を発表した。出荷台数は前年同期比120%増、前期比38.4%減の1740万台だった。IDCの予測より120万台少なかった。 市場シェアトップの米Appleの同四半期のタブレット出荷台数は1180万台と前期の1540万台より少なかったが、シェアは13.3ポイント拡大し、68%になった。同社は3月16日に第三世代のiPadを発売し、新モデル発売と同時にiPad 2を値下げした。 前期に「Kindle Fire」で市場に参入し、いきなり2位に入った米Amazon.comは、今期はシェア4%強で3位にランクダウンした。2位に上昇したのは韓国Samsung Electronicsで、4位は中国Lenovo、5位は先ごろNOOK事業をスピンアウトした米Barnes & Nobleだ
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