〜おいしいコーヒーの背景とフェアトレード〜 2002年10月、日本国内のスターバックスの店舗で、フェアトレードのコーヒーの販売が始まりました。スターバックスでフェアトレードコーヒーが販売されるのは、アメリカやカナダなどに続き、日本が世界で5番目になります。本国アメリカも含め、今のところ販売は「豆」だけに限られ、店内で飲むコーヒーのメニューには、フェアトレードコーヒーはありません。 スターバックスはしかし、コーヒー農家を貧困から救うため、自ら進んでフェアトレードのコーヒーを販売するようになったのではありません。途上国の貧困問題や、人権問題の解決を訴え、フェアトレードの「普及活動をしている、アメリカのNPO「グローバル・エクスチェンジ」を始めとする、アメリカの市民たちからの圧力によって、会社の方針を変えたのです。 スポンサードリンク 世界のコーヒー生産の半分以上は、小規模な個人農民たちに
フェアトレード(公平貿易)とは、発展途上国で作られた作物や製品を適正な価格で継続的に取引することによって、生産者の持続的な生活向上を支える仕組みです。 これまでの一方的な資金援助は、援助する側の都合によって左右され、継続性に欠けるという問題点がありました。 それに対し、フェアトレードは、私たち消費者が自分の気に入った商品を購入することでできる身近な国際協力のかたちなのです。この方法なら、援助する側の負担も少なく、無理なく継続的な援助ができます。 南の国々との公平な貿易、フェアトレード運動は、ヨーロッパを中心に1960年代から本格的に広まり、現在では数千店舗の「第三世界ショップ」が世界中に開かれています。日本でもフェアトレードに取り組む団体やフェアトレード商品を扱うお店が増えてきています。 フェアトレードラベル運動 しかし、それは理解のある限られた市民による消費者運動であって、一般のマー
ピープルツリーでご紹介している製品は すべて自然素材を手仕事によって仕上げたものです。 それぞれの国や地方、民族の伝統的な手法を受け継ぎ、 できるだけその地方で採れる素材を用いています。 手編み、手刺繍、手織り、手紡ぎ、手染め、手彫り、型押し、シルクスクリーン・・・ つくった人びとから届く、顔の見える製品の数々。 それらは、商品というより、作品ともいえるほどにつくり手の想いがこめられています。 つくる人びとの笑い声やいきいきとした作業のリズム、その場の空気までもが伝わってきそうです。 “手仕事”は味わい深い製品を生むだけでなく、経済的・社会的に不利な立場にある人びとに、 それぞれの能力を充分に活かせる仕事をもたらし、収入を得る機会をつくります。 そして、こうした人びとが資本・ハイテクノロジーが支配する大量生産のシステムにのみこまれることなく、国際貿易に参加し、自立を図ることにつながるのです
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