名もなきもの、新しきもの、幼きものにチャンスを与えたい:エンジェルの野望、目利きの役割(1/2 ページ) 某月某日、パワー溢れる男たちが大手町に集まった。ケータイを舞台にアーティストの発掘・育成を行っている福田淳さんと、シンガポールから内外のスタートアップ企業を支援する加藤順彦さんだ。新参者にチャンスを与えない社会や、アートを手軽に消費する文化――日本の絶望と未来を、徹底的に語りつくした。 外への好奇心、内への探究心 会話は、お互いの近況報告から始まった。加藤順彦さん(以下、加藤)は、3週間前に世界1周旅行から帰ってきたばかりだとのこと。元々ペルーに用事があったのだが飛行機代が高いとボヤいていたところ、友人の堀江貴文さんから「周遊券なら35万程度。8~9回下りてもいいし、1年くらい有効だ」と教えてもらい、世界1周することにしたとか。ペルーから西回りで7週間かけて、いろいろと巡ってきたという
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