[読了時間:2分] フラッシュマーケティングや割引クーポン共同購入などのビジネスモデルの世界最大手 米グルーポンが現地時間の10月21日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開の申請を済ませた。米メディアによると11月4日にも米NASDAQに上場する見通しだという。 グルーポンは、2011年6月2日に調達額を最大7億5000万ドルとして上場申請をしていた。申請書に記載された驚異的な売上高7億1300万ドルで話題沸騰していたが、SECの調査により決算報告書を複数回にわたり訂正する異例の事態となり、結局、2010年度の売上高は当初からは大幅減の3億1200万ドルに訂正される事態となった。 アク抜きしたグルーポン グルーポンの会計手法は度々議論になっていたが、最終的にはMarketHackでは「グルーポンが世間の慣行におとなしく従った」と表現するなど、アク抜きをしたと理解する向きもある。 グル
グルーポン(Groupon)が爆弾を投下しました。 金曜日の引け後、同社は過去の決算報告書を訂正(restatement)すると発表し、2010年度の売上高をこれまでのS-1に記載されていた7.13億ドルから3.12億ドルと訂正しました。 これと同時にグーグルから鳴り物入りでスカウトしたCOO(チーフ・オペレーティング・オフィサー)、マーゴ・ジョージャディスが退社すると発表されました。 グルーポンは早ければ来週にも一度延期したIPOロードショウを再開すると思われていただけにこのニュースはウォール街にショックを与えています。 さて、今回の売上高のレコグニション(計上の仕方)の変更はかねてから物議を醸し出していた争点です。その意味では「不正会計」と言うよりも「グルーポンが世間の慣行におとなしく従った」と形容すべきだと思います。 いま仮にサンフランシスコのレストランが100ドル相当分のクーポンを
グルーポン(Groupon)が来週から計画されていたIPOロードショウを突然キャンセルしました。 これをスクープしたウォールストリート・ジャーナルによると最近のマーケットの荒れがロードショウのタイミングの再考の理由だそうです。 しかし本当の理由はグルーポンのアンドリュー・メイソンCEOが書いた社内メモがメディアに流失したことが原因だと言われています。 アンドリュー・メイソンは2週間前に社員向けに「わが社は十分キャッシュがあるし、ネズミ講ではない。近い将来とても儲かる会社になる」という意味のメモを書きました。 これがウォールストリート・ジャーナルの「オール・シングスD」ブログの記者、カーラ・スウィッシャーにすぐに取り上げられ記事になりました。 そこで「クワイエット・ピリオド(=IPO前のメディアに対するコメント自粛期間)に抵触したのではないか?」という疑惑が持たれました。 グルーポンに関して
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