インテルが最初のマイクロプロセッサ「4004」をリリースして、今年で40周年を迎えます。IT業界はドッグイヤーだとよく言われますが、インテルのCPUの歴史をふり返ると、数年先にこの技術がどうなっているかを予測するのは本当に難しいというのを感じます。 インテルミュージアム - マイクロプロセッサーの歴史 ◆4004 1971年にインテルがリリースした4ビットCPU。世界で初めて市販されたマイクロプロセッサです。 チップはこんな感じ。2300個のトランジスタが乗っています。 ◆8086 16ビットマイクロプロセッサ「8086」は1978年に登場。「x86」と呼ばれるCPUアーキテクチャの基礎となったプロセッサで、このあとx86アーキテクチャはCPUのメインストリームとなっていきました。 ◆80386(i386) 1985年に登場した32ビットマイクロプロセッサ。最初に発売されたモデルには、40