製品出荷台数で世界第4位の携帯端末メーカーである中国ZTEが、米国で販売しているスマートフォンについて、セキュリティ関連の重大な脆弱性が発見されたとReutersが18日付けで報じた。 セキュリティホールが発見されたのはZTEの「Score M」と呼ばれるAndroidスマートフォンで、メトロPCS(Metro PCS)やクリケット(Cricket)など主に下位の携帯通信事業者が販売しているもの。サイバーセキュリティ企業のクラウドストライク(CrowdStrike)によれば、この端末にはいわゆる「バックドア」と見られる脆弱性があり、特定のパスワードを入力することで誰もがこの端末をコントロールできてしまうという。 クラウドストライクのディミトリ・アルペロヴィッチ(Dmitri Alperovitch)CTOは、今回発見されたバックドアについて「かなり異例なもの」と述べている。さらに、同社の調