次の記事 アップル対サムスン特許訴訟 - オランダ法廷、サムスンの3G関連技術の訴えを却下 2012.03.15 サムスン(Samsung)がオランダの法廷で、アップル(Apple)を特許権侵害で訴えている裁判で、「iPhone 4S」により自社の特許権が侵害されているとするサムスンの訴えが退けられた。 サムスンが訴えの根拠として挙げていた3G接続技術関連の4件の特許権は、2009年の時点でサムスンから米半導体メーカーのクアルコム(Qualcomm)にライセンス提供されていたもの。今回の訴訟では、同社のチップを採用しているアップルの特許使用権の有無が争点となった。 サムスンは2011年4月に、クアルコムおよびアップルの両社に対し、ライセンス契約はアップルには適用されないと通告していた。しかし今回の判決のなかでオランダの裁判所は、クアルコムに提供されたライセンスは同社の顧客にも自動的に適用さ