印刷 関連トピックススティーブ・ジョブズ地デジiPhone地上デジタル放送アップルNTTドコモKDDIソフトバンク 総務省が来年新たに割り当てる電波の周波数帯をめぐり、携帯電話4社の争奪戦が激しくなっている。動画の閲覧やアプリ(応用ソフト)の取り込みがたやすいスマートフォン(多機能携帯電話)の普及でデータ通信量が飛躍的に増えており、新しい電波を獲得して回線に余裕をもたせ競争を優位に進める狙いからだ。 ■スマホ競争優位狙う 新たに割り当てられるのは900メガヘルツ帯(来年2月に1社を選定)と700メガヘルツ帯(来年後半に2社を選定予定)。ビルなどの障害物を回り込んで届くため、「プラチナバンド」=キーワード=とも呼ばれる。900メガ帯の選考基準作りは大詰めで、21日まで基準案への意見を公募している。選考は現在使える周波数も考慮されるため、この帯域の電波をもたないソフトバンクモバイルとイ