猫の原産地はエジプトです。 古代エジプトでは猫は神とされ、大事にされていましたが、周辺の国はエジプト人が大事にする猫を嫌っていたのでエジプト以外で猫が繁殖することはありませんでした。 ところが、エジプトがローマに滅ぼされると猫は世界中に広がるようになりました。 猫が中国に渡ったのは3世紀頃で、その頃の中国には既に干支が出来ていたため、猫は干支の中に入っていません。 アジアで最初に猫が渡ってきた所はタイで、これは当時エジプトとタイを結ぶ航路があったためだそうです。 日本で最初の猫の記述は奈良時代で、遣唐使船に積んだ書物を食い荒らすネズミを退治するために猫を使ったことが記されています。 平安時代には猫が珍獣として天皇に献上されたことが記録に残っています。 猫が大量に渡って来たのは鎌倉時代で、金沢文庫の書物をネズミから守るために中国から猫を大量に輸入されたことが記録にあります。 日本で猫が普通に