日本でも事業仕分けが次々と進む中、英国防省でも今月4日、50年以上前からUFO(未確認飛行物体)の目撃情報の収集・調査を行ってきた部署を廃止したと発表したそうなんだ。その理由はこの予算と労力を地球外(宇宙人)から地球上(地球内生命体)の脅威への対応に費やすべきと判断したため。 既に電話や電子メールで一般市民からUFOの目撃情報などを募ってきた窓口は1日に廃止されたという。また、UFO調査部署のたった1人の担当者も別部署に移動したそうだ。 英国防省、歴史50年のUFO調査部署を廃止 宇宙人より地球上の脅威重視で 国防省は「地球外生命が存在するか否かに関する意見は一切持っていない。だが、過去50年間に得られたUFOに関する情報からは、地球外生命体によるわが国に対する潜在的脅威が存在するとの証拠が得られなかった。UFOの調査に国防上の利益を見いだせないため、防衛予算を使うのは不適切だ」との声明を