山中 学の写真 無空 茫々然 小さな身体はわずかな時間の中で最後の美しい姿を私に残してくれた。 浄土 仏、菩薩のいる清らかな世界 童子 恐ろしく澄んだ眼をしてる子供達、 それはまさに”善財童子の化身”に思えた。 羯諦 最後に写し撮れたのは、物としての人間が 消えゆく前の最後の肉体だった。 不浄観 骨が見え、体も薄くなった死骸が埴輪の様に美しく見え、 これを写真に撮った。 阿羅漢 数百人の内で、確かに仏と人間の間にいる人のような 輝きをもつ人を16人選んだ。 2009年9月10日発行 『羯諦 山中学 写真』 発行:ポット出版 山中 学プロフィール 無空 茫々然 浄土 童子 羯諦 不浄観 阿羅漢 トップページへ戻る (Back to top page)